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NetBackup™ クラウド管理者ガイド
Last Published:
2023-12-28
Product(s):
NetBackup (10.3)
- NetBackup Cloud Storage について
- クラウドストレージについて
- Amazon S3 クラウドストレージの API 形式について
- 長期保持のための Amazon のデータの保護について
- Amazon S3 Intelligent Tiering (LIFECYCLE) を使用したデータの保護
- NetBackup での Amazon IAM ロールの使用について
- Amazon Snowball および Amazon Snowball Edge を使用したデータの保護
- Microsoft Azure クラウドストレージ API 形式について
- OpenStack Swift クラウドストレージの API 形式について
- NetBackup のクラウドストレージの構成
- [拡張性のあるストレージ (Scalable Storage)]プロパティ
- [クラウドストレージ (Cloud Storage)]プロパティ
- NetBackup CloudStore Service Container について
- クラウドストレージの NetBackup メディアサーバーについて
- クラウドストレージのストレージサーバーの構成
- NetBackup クラウドストレージサーバーのプロパティ
- クラウドストレージ用のストレージユニットの構成
- クラウドストレージディスクプールプロパティの変更
- 監視とレポート
- 操作上の注意事項
- トラブルシューティング
- 統合ログについて
- レガシーログについて
- クラウドストレージの構成上の問題のトラブルシューティング
- クラウドストレージの操作上の問題のトラブルシューティング
Amazon Glacier Vault へのデータのバックアップについて
NetBackup のバックアップジョブを実行して、GLACIER_VAULT ストレージクラスを使用してデータがバックアップされると、そのデータは一連のアーカイブとして Vault に格納されます。メタデータは、STANDARD ストレージクラスオブジェクトとして S3 バケットに格納されるほか、一連のアーカイブとして Amazon Glacier Vault に格納されます。
注意事項:
ネットワークの問題によりバックアップが失敗すると、部分的にバックアップされたデータが Vault に残り、ストレージ領域を占有します。
他のクラウドストレージクラスから Glacier へのデータ移動には、Amazon S3 Intelligent Tiering (LIFECYCLE) ストレージクラスの使用をお勧めします。Amazon S3 Intelligent Tiering (LIFECYCLE) を使用したデータの保護を参照してください。ただし、他のクラウドストレージクラスから GLACIER_VAULT にデータを移動するには、クラウドメディアサーバーをホストし、それを介してデータを複製する必要があります。これは、データ損失のコストを避けるための手順です。この回避策は、GLACIER_VAULT ストレージクラスから他のクラウドストレージクラスにデータを移動する場合にも適用されます。