Backup Exec 21.4 管理者ガイド

インスタンスベースのライセンスを管理するには

1. ［システムの正常性］グループの［ライセンスの状態］で、［インスタンスの管理］をクリックします。

   ［インスタンス使用量の詳細］パネルには、次のフィールドが表示されます。

   選択したインスタンス	現在保護されているインスタンスの数。
   管理インスタンス	ライセンス済みインスタンス数。

2. ［インスタンス名］フィールドを使ってインスタンス名を検索できます。
3. ［管理インスタンス］ テーブルは、猶予期間またはエンフォースメント状態に応じて表示または更新できます。

   テーブルには、過去 30 日間にバックアップが作成されたインスタンスが表示されます。

   インスタンス名	バックアップが作成されるサーバー名またはマシン名。
   VM リソース	該当する場合、仮想マシンの名前を表示します。
   クラスタ/分散型アプリケーションノード	クラスタ、SharePoint、または Enterprise Vault の一部であるサーバー名またはマシン名。
   ジョブ名	サーバーに対して最後に実行されたバックアップジョブの名前。

4. 次の手順を実行します。

   猶予期間の前	処理は不要です。 このウィンドウは監視専用です。
   猶予期間中	管理数より多くのインスタンスのバックアップを作成しました。［ライセンスの状態］は、Backup Exec が 30 日間の猶予期間状態になったときの残り日数を示します。 以下の操作を記載されている順序で行ってください。 ［インスタンス資料量の詳細］で、Backup Exec が 30 日後にエンフォースメント状態に入った場合に保護するインスタンスを選択します。 選択されたインスタンスのデフォルトのリストが表示されます。選択されたインスタンスの数は、管理インスタンスの数と同じである必要があります。管理インスタンス数より多くまたは少なく選択すると、Backup Exec はアラートを表示します。選択されていないインスタンスのバックアップは失敗します。 メモ: 猶予期間中は、選択を複数回更新できます。 ［OK］をクリックします。 選択されていないインスタンスのバックアップが失敗しないようにするには、追加のライセンスをインストールするか、インスタンスのバックアップジョブの実行を停止します。
   エンフォースメント状態	管理数より多くのインスタンスのバックアップを作成しました。 保護する管理インスタンスのリストを選択または変更できるのは 3 回のみです。 以下の操作を記載されている順序で行ってください。 ［インスタンス使用量の詳細］で、 Backup Exec がエンフォースメント状態のときに保護するインスタンスを選択します。 選択されたインスタンスのデフォルトのリストが表示されます。選択されたインスタンスの数は、管理インスタンスの数と同じである必要があります。管理インスタンス数より多くまたは少なく選択すると、Backup Exec はアラートを表示します。選択されていないインスタンスのバックアップは失敗します。 ［OK］をクリックします。 残りの試行回数を示す確認のダイアログボックスが表示されます。選択されていないインスタンスのバックアップが失敗しないようにするには、追加のライセンスをインストールするか、インスタンスのバックアップジョブの実行を停止します。 ［はい］をクリックします。