Veritas NetBackup™ for NDMP 管理者ガイド
- NetBackup for NDMP の概要
- NetBackup for NDMP について
- NDMP バックアップの形式
- 異なるホストへのテープドライブの割り当てについて
- NetBackup for NDMP のインストールについての注意事項
- NDMP に接続されたデバイスへの NDMP バックアップの構成
- [メディアおよびデバイスの管理 (Media and Device Management)]の構成について
- NDMP ポリシーの作成について
- DAR の有効化または無効化について
- NetBackup メディアサーバーへの NDMP バックアップ (リモート NDMP) の構成
- NDMP ダイレクトコピーの構成
- Accelerator for NDMP
- リモート NDMP とディスクデバイス
- Shared Storage Option (SSO) の使用
- バックアップおよびリストアの手順
- トラブルシューティング
- NetBackup for NDMP のスクリプトの使用
NetBackup for NDMP のトラブルシューティングの推奨事項
次のトラブルシューティングの推奨事項を試してください。
NetBackup の[すべてのログエントリ (All Log Entries)]レポートで、実行に失敗したジョブの情報を確認します。
NetBackup のアクティビティモニターを使用するか、Windows のコントロールパネル (Windows システムの場合) または bpps コマンド (UNIX システムの場合) を使用して、適切なサービスが起動されているかどうかを確認します。
NDMP ホストのバックアップが、状態コード 154 ([ストレージユニットの特徴が要求と一致しません (storage unit characteristics mismatch requests)]) で終了した場合、次のいずれかが問題であると考えられます。
NetBackup 構成が正しくない可能性があります。
ポリシー形式とストレージユニット形式とが矛盾している可能性があります。(たとえば、ポリシー形式が[標準 (Standard)]でストレージユニット形式が NDMP である場合。)
NDMP バックアップが、状態コード 99 ([NDMP バックアップの失敗 (NDMP backup failure)]) で失敗した場合、NDMP ポリシーのバックアップ対象リストのすべてのパスがバックアップされていません。詳しくは、NetBackup の[すべてのログエントリ (All Log Entries)]レポートを参照してください。この状態コードが表示された場合は、NDMP ホストにバックアップパスが存在していない可能性があります。
状態コード 99 および NDMP のバックアップエラーについて詳しくは、次の TechNote を参照してください。
NetBackup では、NDMP ホストのクライアント側の重複排除はサポートされません。NDMP ホストにクライアント側の重複排除を使うとバックアップジョブは失敗します。