Enterprise Vault™ Discovery Accelerator 管理者ガイド
- Discovery Accelerator の概要
- 概要および最新情報
- Compliance Accelerator デスクトップクライアントの設定
- ロールの設定と割り当て
- ケースを使った操作
- レビューマークとタグの設定
- アイテムに自動的にマーク付けまたはタグ付けするルールの使用
- カストディアンマネージャの使用
- アイテムの検索
- Discovery Accelerator を使った検索について
- アドレスマネージャを使った対象電子メールの定義
- Discovery Accelerator 検索スケジュールの作成
- 手動によるアイテムのレビュー
- リサーチフォルダを使った作業
- アイテムのエクスポートと提出物生成
- レポートの作成と表示
- 拡張レポート
- 利用可能な Discovery Accelerator のレポート
- OData Web サービスを介したレポートへのアクセス
- 付録 A. Discovery Accelerator 検索で使う Enterprise Vault のプロパティ
- 付録 B. トラブルシューティング
- カストディアンマネージャに関する問題
エクスポート/提出物生成の設定オプション
次の設定を使用して、ユーザーがオフラインでレビューするために Discovery Accelerator からアイテムをエクスポートまたは提出物生成するときの出力を設定します。
エクスポートされたファイルシステムアイテムに通し番号を追加 |
Enterprise Vault がファイルシステムアーカイブ (FSA) によってアーカイブした、エクスポートされた各アイテムのファイル名に、アイテムを識別する通し番号を追加するかどうかを指定します。 オプションは次のとおりです。
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エクスポートされたファイルシステムアイテムに常に日付スタンプを追加 |
Enterprise Vault がファイルシステムアーカイブ (FSA) によってアーカイブした、エクスポートされた各アイテムのファイル名に、最終変更日のスタンプを追加するかどうかを指定します。デフォルトでは、Discovery Accelerator は日付スタンプを追加します。 |
自動再試行: 最大再試行回数 |
何らかの理由で失敗したエクスポート実行を Discovery Accelerator が繰り返す最大試行数を指定します。値を 0 (ゼロ) に設定すると、Discovery Accelerator は再試行を停止します。 |
自動再試行: 再試行までの最小時間 (分) |
失敗したエクスポート実行または提出物生成実行を自動再試行する最小間隔を分単位で指定します。デフォルトでは、Discovery Accelerator は 5 分間隔で再試行します。 Discovery Accelerator は、この値に再試行の回数を掛けます。したがって、この値が 5 の場合、最初の再試行は、5 分後に行われ、その後の再試行は、10 分後、15 分後、といったように増加していきます。 |
カスタム変換拡張子 |
Discovery Accelerator の外部で表示するためにアイテムをエクスポートする場合に作成するファイル名の拡張子を指定します。たとえば、Microsoft Excel 形式のエクスポートファイルの拡張子には |
カスタム変換ファイル |
ファイルをカスタム形式でエクスポートするときに使用するテンプレートファイルの名前を指定します。たとえば、アイテムを Microsoft Excel 形式でエクスポートするためのテンプレートファイルを作成している場合、ファイル名として |
デフォルトのエクスポートフォルダ |
エクスポートされたアイテムに使用する Discovery Accelerator サーバーのデフォルトフォルダを指定します。デフォルトのエクスポートフォルダを指定しない場合、Discovery Accelerator は フォルダパスには最大 100 文字まで入力できます。 |
デフォルトの提出物生成状態 |
エクスポート実行時にデフォルトの現在の状態として設定する状態を指定します。 次のいずれかの値を入力します。
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PST と MSG に Unicode をデフォルトで使用 |
PST ファイルと MSG ファイルを Unicode (Outlook 2003 以降) と ANSI (Outlook 97 から 2002) のどちらの形式でエクスポートするかを指定します。デフォルトでは、Discovery Accelerator はアイテムを Unicode 形式でエクスポートします。 |
Domino エクスポートテンプレート |
ファイルを Notes Database Template (NTF) ファイルにエクスポートするときにテンプレートとして使うファイルの名前を指定します。デフォルトのファイル名は |
Domino ID ファイル |
ファイルを NTF ファイルにエクスポートするときにローカルの Domino 認証で使用する |
Domino パスワード |
ファイルを NTF ファイルにエクスポートするときにローカルの Domino 認証で使用するパスワードを指定します。 |
提出物生成スレッドの有効化 |
すべてのエクスポート機能と提出物生成機能を有効と無効のどちらにするかを指定します。デフォルトでは、Discovery Accelerator はこの機能を有効にします。 |
HTML 変換ファイル |
XSL スタイルシートをダウンロード、編集、アップロードできます。このスタイルシートは、Discovery Accelerator が HTML 形式で生成するすべてのエクスポートレポートのテンプレートとして使用されます。 |
処理速度の遅いデバイスに格納されたアイテムの提出物生成の最大再試行回数 |
Discovery Accelerator がテープドライブなどのオフラインデバイスからアイテムを取り込む試行回数を指定します。1 から 1000 までの値を入力します。デフォルト値は 120 です。 |
処理速度の遅いデバイスに格納されたアイテムを再試行する最小間隔 (分) |
オフラインデバイスからのアイテムの取り込みを試行する場合、Discovery Accelerator が何分間隔で再試行するかを指定します。1 から 300 までの値を入力します。デフォルト値は 5 です。 |
提出物生成レポートのスレッド数 |
Discovery Accelerator がエクスポート実行のレポートの生成に割り当てるスレッドの番号を指定します。デフォルトは 5 です。 |
提出物生成実行ごとの提出物生成スレッドの数 |
Discovery Accelerator によって各エクスポート実行または提出物生成実行に割り当てられている SQL 接続プール内のスレッド数を指定します。1 から 25 の範囲で値を入力します。デフォルト値は 25 です。 [カスタマーごとの提出物生成スレッドの総数]設定も参照してください。 同時に行うことができるエクスポート実行または提出物生成実行の最大数を判断するには、[カスタマーごとの提出物生成スレッドの総数]を[提出物生成実行ごとの提出物生成スレッドの数]で割ります。たとえば、前者の設定に 100 を指定し、後者の設定に 25 を指定した場合、最大で 4 つのエクスポート実行か提出物生成実行を同時に行なうことができます。それ以上のエクスポート実行または提出物生成実行を行おうとした場合、Discovery Accelerator は必要な数のスレッドが利用可能になるまでキューにそれらを保持します。 |
RunDate による提出物生成の検索順序 |
エクスポート実行の基準を設定するときに Discovery Accelerator が一覧表示する検索の順序を設定します。名前順または実行日順で検索をソートできます。デフォルトでは、Discovery Accelerator は名前順でソートします。 |
PST の[エクスポート ID]列の名前 |
Microsoft Outlook で、Discovery Accelerator エクスポート ID を表示する列のラベルを指定します。デフォルトのラベルは「通し番号」です。個人用フォルダ (
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PST フォルダ名 |
Discovery Accelerator からエクスポートした個人用フォルダ ( |
レポートのチャンクサイズ |
各レポートファイルに一覧表示するエクスポートされたアイテム数を指定します。デフォルトは 25000 です。 |
エクスポート実行時に PST バージョンのオプションを表示 |
エクスポート実行を行う際に、Discovery Accelerator がユーザーに PST バージョン (Outlook 97 - 2002 (ANSI) または Outlook 2003 (Unicode)) を選択するように要求するメッセージを表示するかどうかを指定します。デフォルトでは、Discovery Accelerator はメッセージを表示しません。 |
エクスポートでレビューページを表示 |
エクスポート実行または提出物生成実行の開始時に、Discovery Accelerator が最初にレビューペインを開くかどうかを指定します。この機能により、実行を進める前に、アイテムを参照できます。デフォルトでは、Discovery Accelerator はレビューペインを表示しません。 |
TAB 変換ファイル |
XSL スタイルシートをダウンロード、編集、アップロードできます。このスタイルシートは、Discovery Accelerator がタブ区切り形式で生成するすべてのエクスポートレポートのテンプレートとして使用されます。 |
カスタマーごとの提出物生成スレッドの総数 |
エクスポート実行または提出物生成実行を行うときに Discovery Accelerator が割り当てる、カスタマーあたりのスレッドの最大数を指定します。50 から 1000 までの値を入力します。デフォルト値は 100 です。 [提出物生成実行ごとの提出物生成スレッドの数]設定も参照してください。 |
元の電子メールに加えてジャーナルエンベロープを含める |
SMTP ジャーナルメールのエクスポート時に、元のメールと一緒にジャーナルエンベロープの情報を含めることができます。この機能により、「Bcc」情報をエクスポートすることができ、先進的な発見に利用できます。PST ファイルのジャーナルエンベロープ情報をプレビューすると、エンベロープの内容が表示され、実際のメッセージが添付ファイルとして提供されます。 メモ: [HTML としてエクスポート]オプションを選択した場合、ジャーナルエンベロープ情報 (P1 エンベロープ) をエクスポートする機能はサポートされません。 |