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NetBackup™ for Hyper-V 管理者ガイド
Last Published:
2023-12-28
Product(s):
NetBackup (10.3)
- 概要
- 注意事項および前提条件
- Hyper-V による NetBackup 通信の設定
- Hyper-V 用 NetBackup ポリシーの設定
- Hyper-V インテリジェントポリシーの設定
- NetBackup Hyper-V for SCVMM
- Windows Server フェールオーバークラスタのサポート
- Hyper-V のバックアップとリストア
- 仮想マシン上の共有場所への個々のファイルのリストア
- アクセラレータを使用した Hyper-V のバックアップ
- 推奨する実施例および詳細情報
- トラブルシューティング
- NetBackup for Hyper-V のログとその作成方法
- ポリシーの作成中のエラー
- Hyper-V に関連する NetBackup の状態コード
- 付録 A. VSS バックアップ方式: Hyper-V のオンラインおよびオフラインバックアップ
- 付録 B. Hyper-V パススルーディスク
- 付録 C. Hyper-V 仮想マシンをバックアップおよびリストアするための NetBackup コマンド
- Hyper-V に VM をリストアするための nbrestorevm の例
WMI のディスク作成のタイムアウト値の増加
(動的な仮想ディスクと異なり) 形式が固定の大規模な仮想ディスクを作成する場合、長い時間がかかる可能性があります。大規模な固定ディスクを備えた Hyper-V VM を WMI 方式でバックアップして、その後にリストアを行うと、リストアした仮想ディスクが完全に書き込まれる前にリストアジョブでタイムアウトが発生する場合があります。リストアジョブはステータス 2821 により失敗し、VM のデータがリストアされません。
メモ:
Hyper-V ディスク作成のデフォルトのタイムアウト期間は 24 時間です。
リストアジョブを完了させるには、次の操作を実行します。
WMI のディスク作成のタイムアウト値を増やすには
- NetBackup nbsetconfig コマンドを次のように使用します。
nbsetconfig -h host
ここで、host は、構成を更新する NetBackup プライマリサーバーの名前です。
- nbsetconfig プロンプトで、次を入力すると、仮想ディスクの作成に追加の時間を許可できます。
この例では 48 時間を設定します。
HYPERV_WMI_CREATE_DISK_TIMEOUT = 48
HYPERV_WMI_CREATE_DISK_TIMEOUT の範囲は 0 から 240 時間です。
メモ:
値が 0 の場合、仮想ディスクの作成中にリストアジョブがタイムアウトになることはありません。
- コマンドをエスケープするには、次を入力します。
UNIX の場合: ctl-D
Windows の場合: ctl-Z
nbsetconfig コマンドについて詳しくは、『NetBackup コマンドリファレンスガイド』を参照してください。