NetBackup IT Analytics Foundation ライセンスに含まれる内容と実装ガイド
- 第 I 部 Foundation ライセンス - 含まれる内容とインストール
- 第 II 部 Foundation ライセンスの NetBackup IT Analytics ポータルのインストール
- Windows サーバーでの NetBackup IT Analytics のインストール
- タスク 3: Oracle アプリケーションバイナリのインストール (Windows)
- Linux サーバーでの NetBackup IT Analytics のインストール
- インストーラベースの配備
- Windows サーバーでの NetBackup IT Analytics のインストール
- 第 III 部 NetBackup Data Collector ポリシーの構成とレポート
VMware ESXi での OVA ベースの配備
Oracle ダウンロードセンターから、Oracle Database 19c の zip ファイル LINUX.X64_193000_db_home.zip
をダウンロードする必要があります。この zip ファイルは、http、https、ftp 経由でアクセス可能な URL パスで OVA ベースの配備に使用できるようにする必要があります。OVA から作成された仮想マシンの場合、wget コマンドを使用して初めてブートするときに URL からこの zip ファイルをダウンロードします。
メモ:
この OVA は、VMware ESXi 6.5 以降でのみサポートされます。OVA には、300 GB のストレージと 32 GB RAM が搭載され、CentOS オペレーティングシステムが付属しています。
配備手順
- ダウンロードセンター (https://www.veritas.com/content/support/ja_JP/downloads) から OVA をダウンロードします。
- [OVF テンプレートの配備 (Deploy OVF Template)]オプションを使用して、vCenter に OVA を配備します。
- VMware vCenter にログインし、[OVF テンプレートの配備 (Deploy OVF Template)]を選択します。
- 名前とフォルダを選択します。[次へ (NEXT)] をクリックして、次のページに移動します。
- 詳細を確認して[次へ (NEXT)]をクリックします。
- ストレージを選択します。エラーが発生しないようにするには、ホストがアクセス権を持つデータストアを選択するようにします。[次へ (NEXT)] をクリックして、次のページに移動します。
- ネットワークを選択し、[次へ (NEXT)]をクリックします。
- [完了 (FINISH)]をクリックして、処理を終了します。
メモ:
ポータルにアクセスする前に、Oracle の構成に約 10 分かかります。
- [Web コンソールの起動 (LAUNCH WEB CONSOLE)]をクリックして、NetBackup IT Analytics ポータルを起動します。
ポータルには、http://itanalyticsportal.<domainname> という URL でアクセスできるようになります。次のデフォルトのログインクレデンシャルを使用します。
ユーザー名: admin@<domainname>
パスワード: P@ssw0rd
OVA から作成された仮想マシンにログインするには、次のクレデンシャルを使用します。
ユーザー名: admin
パスワード: P@ssw0_rd
root 権限を取得するには、# sudo bash と入力し、パスワードに P@ssw0_rd を使用します。
管理者と root ユーザーのデフォルトのパスワードを変更することを強く推奨します。
VM のブートが完了すると、NetBackup IT Analytics ポータルはユーザーが指定したホスト名、ドメイン名、ネットワークパラメータの各パラメータで再構成されます。ポータルへのログイン時に問題が発生した場合は、ログファイル (/opt/aptare/logs/boot-time-reconfig.log) および systemctl サービスの aptare-init.service の状態を確認します。ログファイルには、エラー文と、問題を解決するための手順が含まれています。