NetBackup™ for MySQL 管理者ガイド
MySQL インスタンスとデータベースのリストア
元のバックアップ場所または代替の場所に MySQL インスタンスまたはデータベースをリストアできます。インスタンスまたはデータベースのデフォルトのコピーからリカバリすることを選択できます。デフォルトのコピーはプライマリコピーとも呼ばれます。
MySQL インスタンスをリストアするには
- 左側で[作業負荷 (Workloads)]、[MySQL]の順にクリックします。
- [インスタンス (Instances)]タブで、リカバリするインスタンスを選択します。
- 上部のバーから[リカバリ (Recover)]をクリックします。
- [リカバリポイント (Recovery points)]タブで、利用可能なバックアップが存在する日付を選択します。
メモ:
カレンダービューで、利用可能なバックアップが存在する日付には緑色の点が表示されます。
- 一覧表示された[バックアップイメージ/リカバリポイント (Backup images/ Recovery points)]から、目的のイメージまたはリカバリポイントを選択します。
メモ:
バックアップイメージまたはリカバリポイントは、それぞれのバックアップタイムスタンプと共に、リストの行に表示されます。
- [処理 (Action)]、[完全インスタンスリカバリの実行 (Perform complete instance recovery)]の順にクリックします。
- [ホスト (Host)]フィールドで検索アイコンをクリックし、目的のホストを選択して、[保存 (Save)]をクリックします。
リカバリでホストを代替する場合は、表示されたリストから対応する有効なクレデンシャルを選択します。
詳しくは、リストアターゲットのオプションを参照してください。
- 次のいずれかのオプションから適切なインスタンスディレクトリパスを選択します。
元の位置にすべてをリストア (Restore everything to original location): ファイルは、バックアップされた元の場所にリストアされます。
すべてを異なる位置にリストア (Restore everything to a different location): ファイルは、指定可能な代替の場所にリストアされます。代替の場所にリストアされるデータのフォルダ構造は、元のデータのフォルダ構造と同じで、同じフォルダとサブフォルダが作成されます。
リストア用ディレクトリ (Directory for restore): これは MySQL データディレクトリです。MySQL の完全バックアップデータとバイナリログは、指定されたパスにリストアされます。
詳しくは、リストアターゲットのオプションを参照してください。
- [次へ (Next)]をクリックして、プロンプトの指示に従います。
- [リカバリソース (Recovery source)]タブで、ストレージの詳細を確認します。
- [次へ (Next)]をクリックします。
- [リカバリポイント (Recovery points)]タブで、[リストア (Restore)]または[リストアおよびリカバリ (Restore and recovery)]オプションを選択して、インスタンスとデータベースのリストアとリカバリを実行します。
リストア (Restore) - インスタンスをリストアします。
リストアおよびリカバリ (Restore and recovery) - インスタンスをリカバリします。
メモ:
LVM と VSS で[リストアおよびリカバリ (Restore and recovery)]オプションが選択されている場合、ターゲットデータディレクトリの内容はリカバリ操作によって削除されます。
メモ:
[リストアおよびリカバリ (Restore and recovery)]オプションでは、MySQL サービスが起動して実行中である必要があります。サービスが停止すると、リストアは失敗します。同じパスで[リストア (Restore)]オプションを実行するには、データフォルダを空にする必要があります。フォルダが空でない場合、データはリストアされません。
- [次へ (Next)]をクリックします。
- [レビュー (Review)]タブで、詳細を確認して[リカバリの開始 (Start Recovery)]をクリックします。
メモ:
リカバリの場合、構成ファイル
/etc/my.cnf
のバックアップが/etc/backup.cnf
という名前で作成されます。
MySQL データベースをリストアするには
- 左側で[作業負荷 (Workloads)]、[MySQL]の順にクリックします。
- [データベース (Databases)]タブで、リカバリするデータベースを選択します。
- 上部のバーから[リカバリ (Recover)]をクリックします。
- [リカバリポイント (Recovery points)]タブで、利用可能なバックアップが存在する日付を選択します。
メモ:
カレンダービューで、利用可能なバックアップが存在する日付には緑色の点が表示されます。
- 一覧表示された[バックアップイメージ/リカバリポイント (Backup images/ Recovery points)]から、目的のイメージまたはリカバリポイントを選択します。
メモ:
バックアップイメージまたはリカバリポイントは、それぞれのバックアップタイムスタンプと共に、リストの行に表示されます。
- [処理 (Actions)]、[完全データベースリカバリの実行 (Perform complete database recovery)]の順にクリックします。
- [ホスト (Host)]フィールドで検索アイコンをクリックし、目的のホストを選択して、[保存 (Save)]をクリックします。
リカバリでホストを代替する場合は、表示されたリストから対応する有効なクレデンシャルを選択します。
詳しくは、リストアターゲットのオプションを参照してください。
- 次のいずれかのオプションから適切な[データベースディレクトリパス (Database directory paths)]を選択します。
元の位置にすべてをリストア (Restore everything to original location): ファイルは、バックアップされた元の場所にリストアされます。
すべてを異なる位置にリストア (Restore everything to a different location): ファイルは、指定可能な代替の場所にリストアされます。代替の場所にリストアされるデータのフォルダ構造は、元のデータのフォルダ構造と同じで、同じフォルダとサブフォルダが作成されます。
リストア用ディレクトリ (Directory for restore): これは MySQL データディレクトリです。MySQL の完全バックアップデータとバイナリログは、指定されたパスにリストアされます。
詳しくは、リストアターゲットのオプションを参照してください。
- [次へ (Next)]をクリックして、プロンプトの指示に従います。
- [リカバリソース (Recovery source)]タブで、ストレージの詳細を確認します。
- [次へ (Next)]をクリックします。
- [リカバリポイント (Recovery points)]タブで、[リストア (Restore)]または[リストアおよびリカバリ (Restore and recovery)]オプションを選択して、インスタンスとデータベースのリストアとリカバリを実行します。
リストア (Restore) - データベースをリストアします。
リストアおよびリカバリ (Restore and recovery) - データベースをリカバリします。
- [次へ (Next)]をクリックします。
- [レビュー (Review)]タブで、詳細を確認して[リカバリの開始 (Start Recovery)]をクリックします。