NetBackup™ for MySQL 管理者ガイド

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Product(s): NetBackup & Alta Data Protection (10.5)
  1. 概要
    1.  
      NetBackup for MySQL の概要
  2. MySQL インスタンスとデータベースの管理
    1.  
      MySQL インスタンスとデータベースを保護するためのクイック構成チェックリスト
    2.  
      MySQL インスタンスの構成
    3.  
      MySQL インスタンスの追加
    4.  
      インスタンスのクレデンシャルを管理
    5.  
      MySQL データベースの検出
    6.  
      MySQL インスタンスの削除
    7.  
      MySQL 資産の自動検出の間隔の変更
  3. MySQL 環境のクレデンシャルの管理
    1.  
      新しい MySQL クレデンシャルの追加
    2.  
      デフォルトの MySQL 管理者
    3.  
      MySQL インスタンスのクレデンシャルの検証
    4.  
      資産に適用されているクレデンシャル名の表示
    5.  
      指定したクレデンシャルの編集または削除
  4. MySQL インスタンスとデータベースの保護
    1.  
      MySQL インスタンスとデータベースを保護する前に知っておくべきこと
    2.  
      MySQL インスタンスとデータベースの保護
    3.  
      MySQL 資産の保護設定のカスタマイズ
    4.  
      MySQL インスタンスの保護の削除
    5.  
      MySQL インスタンスの保護状態の表示
  5. MySQL インスタンスとデータベースのリストア
    1.  
      MySQL インスタンスとデータベースをリストアする前に知っておくべきこと
    2.  
      リストア前チェックについて
    3.  
      MySQL インスタンスとデータベースのリストア
    4.  
      リストアターゲットのオプション
    5.  
      MySQL のリストア前チェック
    6.  
      リストア操作後にリカバリを実行する手順
    7.  
      制限事項
  6. MySQL 操作のトラブルシューティング
    1.  
      NetBackup for MySQL のトラブルシューティングのヒント
    2.  
      MySQL クレデンシャルの追加中のエラー
    3.  
      MySQL インスタンスとデータベースの検出フェーズ中のエラー
    4.  
      MySQL 保護計画の作成中のエラー
    5.  
      MySQL 資産への保護計画のサブスクライブ中のエラー
    6.  
      MySQL 資産の削除中のエラー
    7.  
      MySQL 資産のバックアップ中のエラー
    8.  
      MySQL 資産イメージのリストア中のエラー
  7. MySQL インスタンスとデータベースの API
    1.  
      API を使用した MySQL の管理、保護、リストア

MySQL インスタンスとデータベースのリストア

元のバックアップ場所または代替の場所に MySQL インスタンスまたはデータベースをリストアできます。インスタンスまたはデータベースのデフォルトのコピーからリカバリすることを選択できます。デフォルトのコピーはプライマリコピーとも呼ばれます。

MySQL インスタンスをリストアするには

  1. 左側で[作業負荷 (Workloads)]、[MySQL]の順にクリックします。
  2. [インスタンス (Instances)]タブで、リカバリするインスタンスを選択します。
  3. 上部のバーから[リカバリ (Recover)]をクリックします。
  4. [リカバリポイント (Recovery points)]タブで、利用可能なバックアップが存在する日付を選択します。

    メモ:

    カレンダービューで、利用可能なバックアップが存在する日付には緑色の点が表示されます。

  5. 一覧表示された[バックアップイメージ/リカバリポイント (Backup images/ Recovery points)]から、目的のイメージまたはリカバリポイントを選択します。

    メモ:

    バックアップイメージまたはリカバリポイントは、それぞれのバックアップタイムスタンプと共に、リストの行に表示されます。

  6. [処理 (Action)]、[完全インスタンスリカバリの実行 (Perform complete instance recovery)]の順にクリックします。
  7. [ホスト (Host)]フィールドで検索アイコンをクリックし、目的のホストを選択して、[保存 (Save)]をクリックします。
    • リカバリでホストを代替する場合は、表示されたリストから対応する有効なクレデンシャルを選択します。

    詳しくは、リストアターゲットのオプションを参照してください。

  8. 次のいずれかのオプションから適切なインスタンスディレクトリパスを選択します。
    • 元の位置にすべてをリストア (Restore everything to original location): ファイルは、バックアップされた元の場所にリストアされます。

    • すべてを異なる位置にリストア (Restore everything to a different location): ファイルは、指定可能な代替の場所にリストアされます。代替の場所にリストアされるデータのフォルダ構造は、元のデータのフォルダ構造と同じで、同じフォルダとサブフォルダが作成されます。

      • リストア用ディレクトリ (Directory for restore): これは MySQL データディレクトリです。MySQL の完全バックアップデータとバイナリログは、指定されたパスにリストアされます。

    詳しくは、リストアターゲットのオプションを参照してください。

  9. [次へ (Next)]をクリックして、プロンプトの指示に従います。
  10. [リカバリソース (Recovery source)]タブで、ストレージの詳細を確認します。
  11. [次へ (Next)]をクリックします。
  12. [リカバリポイント (Recovery points)]タブで、[リストア (Restore)]または[リストアおよびリカバリ (Restore and recovery)]オプションを選択して、インスタンスとデータベースのリストアとリカバリを実行します。
    • リストア (Restore) - インスタンスをリストアします。

    • リストアおよびリカバリ (Restore and recovery) - インスタンスをリカバリします。

    メモ:

    LVM と VSS で[リストアおよびリカバリ (Restore and recovery)]オプションが選択されている場合、ターゲットデータディレクトリの内容はリカバリ操作によって削除されます。

    メモ:

    [リストアおよびリカバリ (Restore and recovery)]オプションでは、MySQL サービスが起動して実行中である必要があります。サービスが停止すると、リストアは失敗します。同じパスで[リストア (Restore)]オプションを実行するには、データフォルダを空にする必要があります。フォルダが空でない場合、データはリストアされません。

  13. [次へ (Next)]をクリックします。
  14. [レビュー (Review)]タブで、詳細を確認して[リカバリの開始 (Start Recovery)]をクリックします。

    メモ:

    リカバリの場合、構成ファイル /etc/my.cnf のバックアップが /etc/backup.cnf という名前で作成されます。

 

MySQL データベースをリストアするには

  1. 左側で[作業負荷 (Workloads)]、[MySQL]の順にクリックします。
  2. [データベース (Databases)]タブで、リカバリするデータベースを選択します。
  3. 上部のバーから[リカバリ (Recover)]をクリックします。
  4. [リカバリポイント (Recovery points)]タブで、利用可能なバックアップが存在する日付を選択します。

    メモ:

    カレンダービューで、利用可能なバックアップが存在する日付には緑色の点が表示されます。

  5. 一覧表示された[バックアップイメージ/リカバリポイント (Backup images/ Recovery points)]から、目的のイメージまたはリカバリポイントを選択します。

    メモ:

    バックアップイメージまたはリカバリポイントは、それぞれのバックアップタイムスタンプと共に、リストの行に表示されます。

  6. [処理 (Actions)]、[完全データベースリカバリの実行 (Perform complete database recovery)]の順にクリックします。
  7. [ホスト (Host)]フィールドで検索アイコンをクリックし、目的のホストを選択して、[保存 (Save)]をクリックします。
    • リカバリでホストを代替する場合は、表示されたリストから対応する有効なクレデンシャルを選択します。

    詳しくは、リストアターゲットのオプションを参照してください。

  8. 次のいずれかのオプションから適切な[データベースディレクトリパス (Database directory paths)]を選択します。
    • 元の位置にすべてをリストア (Restore everything to original location): ファイルは、バックアップされた元の場所にリストアされます。

    • すべてを異なる位置にリストア (Restore everything to a different location): ファイルは、指定可能な代替の場所にリストアされます。代替の場所にリストアされるデータのフォルダ構造は、元のデータのフォルダ構造と同じで、同じフォルダとサブフォルダが作成されます。

      • リストア用ディレクトリ (Directory for restore): これは MySQL データディレクトリです。MySQL の完全バックアップデータとバイナリログは、指定されたパスにリストアされます。

    詳しくは、リストアターゲットのオプションを参照してください。

  9. [次へ (Next)]をクリックして、プロンプトの指示に従います。
  10. [リカバリソース (Recovery source)]タブで、ストレージの詳細を確認します。
  11. [次へ (Next)]をクリックします。
  12. [リカバリポイント (Recovery points)]タブで、[リストア (Restore)]または[リストアおよびリカバリ (Restore and recovery)]オプションを選択して、インスタンスとデータベースのリストアとリカバリを実行します。
    • リストア (Restore) - データベースをリストアします。

    • リストアおよびリカバリ (Restore and recovery) - データベースをリカバリします。

  13. [次へ (Next)]をクリックします。
  14. [レビュー (Review)]タブで、詳細を確認して[リカバリの開始 (Start Recovery)]をクリックします。