Enterprise Vault™ での Microsoft Teams アーカイブの設定

Last Published:
Product(s): Enterprise Vault (14.5)

Microsoft 365 の接続の設定

接続を作成する方法
  1. Enterprise Vault 管理コンソールの左ペインで、[対象 (Targets)]、[Microsoft 365]、[接続 (Connections)]の順に選択します。

  2. 新しい接続を作成するには、[接続 (Connections)]を右クリックし、[新規 (New)]、[接続 (Connection)]の順に選択します。

    [新しい接続 (New Connection)]ウィザードが開きます。

  3. [次へ (Next)]をクリックします。

  4. 次の詳細を入力し、[次へ (Next)]をクリックします。

    • 名前 (Name): 新しい接続に一意の適切な名前を入力します。

    • 説明 (Description): 新しい接続の適切な説明を入力します。

  5. Microsoft Azure Active Directory に接続するには、接続について次の詳細を入力します。

    • Microsoft Teams からデータをエクスポートするために必要な権限の割り当ての手順 5 でコピーしたアプリケーション ID とテナント ID。

    • X509 証明書のソース (X509 Certificate Source): X509 証明書の入手元がローカルコンピュータの場合は、[ローカルマシン (Local Machine)]を選択し、該当のテキストボックスに X509 証明書の拇印を入力します。

      X509 証明書を PFX ファイルとしてアップロードする場合は、[ファイルのアップロード]を選択します。X509 証明書 PFX ファイルの場所に移動し、証明書を選択します。該当のテキストボックスに X509 証明書のパスワードを入力します。

  6. [テスト (Test)]をクリックして、Microsoft Azure Active Directory の接続を検証します。検証が正常に完了したら、[次へ (Next)]をクリックします。

  7. Veritas Merge1 サーバーに次の Veritas Merge1 サーバーの詳細を入力します。

    • Merge1 インスタンスの URL (Merge1 instance URL): Merge1 サーバーインスタンスの URL を入力します。

      インスタンスの URL は https://hostname:port 形式にする必要があります。

      Merge1 サーバーインスタンスの URL には DNS エイリアスを使用することをお勧めします。

    • [API クライアントアプリケーション ID (API Client Application ID)]: API クライアントのアプリケーション ID を入力します。

    • [API クライアントシークレット (API Client Secret)]: API クライアントシークレットを入力します。

  8. [テスト (Test)]をクリックして、Merge1 サーバーの接続を検証します。検証が正常に完了したら、[次へ (Next)]をクリックします。

  9. 接続について入力した詳細を確認します。

  10. [完了 (Finish)]をクリックします。

接続を表示および編集する方法
  1. Enterprise Vault 管理コンソールの左ペインで、[対象 (Targets)]、[Microsoft 365]、[接続 (Connections)]の順に選択します。

    管理コンソールの右ペインに、利用可能な接続が表示されます。

  2. 接続を右クリックして次の処理を実行します。

    フィールド

    処理

    削除 (Delete)

    接続を削除できます。インポータに設定されている接続を削除する場合は、まず関連付けられたインポータを削除してから、接続を削除する必要があります。

    プロパティ (Properties)

    接続プロパティを表示および更新できます。接続をダブルクリックすると、プロパティを表示および更新できます。詳しくは、次の手順を参照してください。

  3. 接続を更新する場合は、該当の接続をダブルクリックします。[接続のプロパティ (Connection properties)]ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスには次のタブがあります。

    メモ:

    インポータで設定された接続を更新する場合は、まず接続が設定されているインポータを無効にする必要があります。接続を更新した後、インポータでデータ収集を有効にします。

    タブ

    詳細

    一般 (General)

    • [名前 (Name)]: 接続名を表示します。

    • [説明 (Description)]: 接続の適切な説明を入力します。

    Microsoft 365

    • アプリケーション ID (Application ID): Microsoft Teams に関連付けられているアプリケーション ID を入力します。

    • テナント ID (Tenant ID): Microsoft Teams に関連付けられているテナント ID を入力します。

    • X509 証明書のソース (X509 Certificate Source): X509 証明書の入手元がローカルコンピュータの場合は、[ローカルマシン (Local Machine)]を選択し、該当のテキストボックスに X509 証明書の拇印を入力します。X509 証明書を PFX ファイルとしてアップロードする場合は、[ファイルのアップロード]を選択します。X509 証明書 PFX ファイルの場所に移動し、証明書を選択します。該当のテキストボックスに X509 証明書のパスワードを入力します。

    [テスト (Test)]をクリックして、Microsoft Azure Active Directory の接続を検証します。

    Merge1

    • Merge1 インスタンスの URL (Merge1 instance URL): Merge1 サーバーインスタンスの URL を入力します。

      インスタンスの URL は https://hostname:port 形式にする必要があります。

      Merge1 サーバーインスタンスの URL には DNS エイリアスを使用することをお勧めします。

    • [API クライアントアプリケーション ID (API Client Application ID)]: Merge1 サーバーに関連付けられている API クライアントアプリケーション ID を入力します。

    • [API クライアントシークレット (API Client Secret)]: Merge1 サーバーに関連付けられている API クライアントシークレットを入力します。

    [テスト (Test)]をクリックして、Merge1 サーバーの接続を検証します。

  4. [適用 (Apply)]、[OK]の順に選択します。