NetBackup™ for Kubernetes 管理者ガイド
- NetBackup for Kubernetes の概要
- NetBackup Kubernetes Operator の配備と構成
- NetBackup スナップショット操作の設定を行う
- NetBackup Kubernetes Operator での証明書の配備
- Kubernetes 資産の管理
- Kubernetes インテリジェントグループの管理
- Kubernetes ポリシーの管理
- Kubernetes 資産の保護
- イメージグループの管理
- NetBackup でのランチャ管理クラスタの保護
- Kubernetes 資産のリカバリ
- 増分バックアップとリストアについて
- アクセラレータベースのバックアップの有効化
- Kubernetes での FIPS モードの有効化
- Openshift Virtualization のサポートについて
- Kubernetes の問題のトラブルシューティング
Openshift Virtualization のサポート
NetBackup バージョン 10.5 では、Kubernetes クラスタで実行されている 1 台以上の仮想マシンで、名前空間に対するバックアップとリストアがサポートされます。
OpenShift クラスタでは、仮想化は openshift-cnv オペレータ (KubeVirt の RedHat バージョン) を使用してサポートされます。
Kubernetes での仮想化サポートにより、KubeVirt を使用して Kubernetes 環境に仮想マシンを配備できます。KubeVirt は Kubernetes 用の拡張機能で、コンテナと併せて仮想マシンを管理できます。KubeVirt により、仮想マシンを Kubernetes ポッドとして実行でき、コンテナと仮想マシン向けの一貫性のある管理インターフェースが実現します。
仮想マシンとその関連リソースがある名前空間を保護するための Kubernetes 保護計画を作成できます。
OpenShift 環境では、仮想マシンを含む名前空間のバックアップとリストアを正常に実行するために、必要なすべてのコンポーネントを正しくインストールして構成することが不可欠です。
OpenShift Virtualization Operator (openshift-cnv) をインストールします。
(オプション) Container Data Importer (CDI) をインストールします (ネットワークソースからディスクイメージを使用して仮想マシンを作成する場合)。
Kubernetes での仮想化サポートにより、特定のリソースの種類に基づいて名前空間をフィルタ処理するインテリジェントグループを作成できます。フィルタ処理で使用できるリソースの種類を次に示します。
仮想マシン
永続ボリューム
永続ボリューム要求