Veritas NetBackup™ Replication Director ソリューションガイド
- 概要
- 追加構成のトピック
- スナップショットレプリケーション用 NetBackup ストレージサーバーの作成
- スナップショットおよびレプリケーション用のディスクプールの構成
- スナップショットおよびスナップショットレプリケーション用のストレージユニットとストレージユニットグループの構成
- スナップショットおよびスナップショットレプリケーション用のストレージライフサイクルポリシーの構成
- ストレージライフサイクルポリシーに規定する操作形式
- ストレージライフサイクルポリシー操作の保持形式
- スナップショットとスナップショットレプリケーション用のバックアップポリシーの構成
- スナップショットからのリストア
- OpsCenter レポート
- Replication Director を使用した NetApp ディスクアレイの使用
- サポートされる NetApp トポロジー
- NetApp Data ONTAP 7-Mode とレプリケーションディレクタの連携
- Replication Director を使用した NetApp SAN 接続ストレージの使用
- NetApp clustered Data ONTAP と Replication Director との連携
- Replication Director 付き Oracle の使用
- Replication Director 付き仮想マシンの使用
- 用語
NetBackup ストレージサーバーとして OnCommand Unified Manager を設定する場合の注意事項
以下の情報は OCUM 固有で、OCUM をストレージサーバーとして設定するときに役立ちます。
NetApp OnCommand サーバー (7 モード) を選択して、ストレージサーバー (NAS ボリュームか SAN デバイス用) を作成します。
デフォルトでは、ストレージサーバーは、タイムアウトになる前に NetBackup と 5 分間通信します。NetApp ストレージサーバー (NETWORK_NTAP 形式) を作成するときには、より多くの時間が必要となることがあります。タイムアウトを大きくするには、 Service Layer プロセス () と通信する設定ファイルである ファイルを編集します。nbsl.xmlNetBackupNBSL
次のディレクトリにある nbsl.xml ファイルを探します。
Windows の場合: C:\Program Files\Veritas\NetBackup\var\global\nbsl.xml
UNIX の場合: /opt/openv/var/global/nbsl.xml
TPCommandTimeout のエントリを探し、デフォルトの 300 からより大きい値に変更します。たとえば、
TPCommandTimeout="600"
変更後、変更が反映されるように NBSL プロセスを再起動します。
ストレージサーバー名として短縮名が使用されるのか完全修飾名が使用されるのか確認するには、bpstsinfo コマンドを使用します。このコマンドは次のディレクトリに存在します。
Windows の場合: Install_path\NetBackup\bin\admincmd\
UNIX の場合: /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/
bpstsinfo -serverinfo -storage_server known_storage_server_name -stype storage_server_type
たとえば、OnCommand Unified Manager の名前が OCUMServer であることを確認するには、次のコマンドを実行します。
bpstsinfo -serverinfo -storage_server OCUMServer -stype Network_NTAP
出力で示されたストレージサーバー名を使ってください。
[ディスクプールの構成ウィザード (Disk Pool Configuration Wizard)]
プライマリボリュームの合計サイズは、ハイフンによって示されるように、常に 0 バイトと表示されます。
NBUPlugin が OnCommand Unified Manager にインストールされると、NetBackup グループが OnCommand Unified Manager に自動的に作成されます。OnCommand Unified Manager で、リソースプールが NetBackup に開示されるように、NetApp 管理コンソールを使って NetBackup グループにリソースプールを追加します。グループがリソースプールを含まない場合、ディスクプールの構成ウィザードに LSU は表示されません。NetBackup
リストにのっている利用可能なサイズが、プールで利用可能な空き領域の合計です。raw サイズは、ディスクプール内ストレージの未フォーマットサイズの合計です。OnCommand Unified Manager の場合、プライマリボリュームのサイズは、ハイフンによって示されるように、常に 0 バイトと表示されます。