2023年7月19日―セキュアなマルチクラウドデータ管理のリーダーであるベリタステクノロジーズ合同会社 (本社:東京都港区、以下「ベリタス」)および世界最大級のITインフラストラクチャサービスプロバイダーであるキンドリル(NYSE: KD)は本日(米国時間7月18日)、2つの新しいサービスである「Data Protection Risk Assessment with Veritas」と「Incident Recovery with Veritas」を発表しました。キンドリルとベリタスの戦略的パートナーシップの重要なマイルストーンとなるこれらの新サービスによって、お客様はオンプレミス、ハイブリッド、マルチクラウド環境のすべてを通じて、自社の重要なデータを保護・復旧することが可能になります。
「Data Protection Risk Assessment with Veritas」は、技術専門家のチームであるKyndryl Consultを通じて提供され、お客様のITインフラストラクチャーとデータを業界のベストプラクティスに対して分析するサイバーレジリエンス成熟度評価サービスを提供します。キンドリルは、自社のサイバーレジリエンスフレームワークとベリタスのデータ管理ソリューションを統合することで、お客様のリスク、サイバーレジリエンスのギャップ、セキュリティ脆弱性を特定します。 柔軟な展開モデルによって、キンドリルの専門家はさまざまなタイプの組織にわたり、組織ごとに異なる要件やポリシー、プロセスの評価をカスタマイズすることができます。さらに、このサービスはオンプレミス、ハイブリッド、クラウド環境のすべてを通じて統合した知見を提供し、独自のデータポイントを活用することで、お客様によるデータの管理と保護を強化する可視性と情報を提供します。
「Incident Recovery with Veritas」は、バックアップ、障害復旧、サイバーリカバリーを網羅する完全なマネージドサービスを提供します。このソリューションの大きな差別化要因の1つがAIベースの自律型データ管理機能で、インテリジェントな自動化、運用における敏捷性、大規模環境での効率性、また複数のクラウド環境にわたる一貫した操作性を提供することで、サイバーインシデント発生時の迅速な復旧を実現します。お客様はエアギャップによる保護やイミュータブル(変更不可)ストレージ、異常検知、自動リカバリーなどの機能を活用することで、リスクを軽減するとともにデータへの不正アクセスに起因する高いコストを回避・削減することができます。
キンドリルのセキュリティ&レジリエンシー担当グローバルプラクティスリーダー、クリス・ラブジョイ(Kris Lovejoy)は次のように述べています。
「デジタルモダナイゼーションとクラウドへの移行がさまざまなメリットをもたらすことは間違いありませんが、企業はリスクに対する計画を準備しておく必要があります。キンドリルとベリタスは、両社のパートナーシップを通じて、世界最大級の組織が真のサイバーレジリエンスを実現できるよう支援してきた長年の経験を提供します。両社が共同で開発したこれらの新しいソリューションは、お客様が現在の資産を明確に把握するとともに強化が必要な部分をピンポイントに特定し、長期的なセキュリティ体制を強化できるように設計・構築されています」
ベリタスのグローバルチャネル&ストラテジックアライアンス担当シニアバイスプレジデント、マイク・ウォーキー(Mike Walkey)は次のように述べています。
「データが広範囲に分散しているとともに、絶え間なく脅威が進化し、ランサムウェア攻撃が頻発している今日、旧来の方法によるデータ保護は時代遅れになっています。当社とキンドリルは、ミッションクリティカルなIT環境の管理における深い経験と知識を信頼性が高いデータ保護、リカバリー、コンプライアンステクノロジーと統合して提供することで、エンタープライズ規模のお客様がリスクを評価し、データのセキュリティ、レジリエンス、コンプライアンスを維持することを支援します」
キンドリルとベリタスのパートナーシップの詳細は以下をご覧ください。