NetBackup™ 管理者ガイド Vol. 1

カタログバックアップを構成するには

1. カタログバックアップを実行するための前提条件を確認します。

   NetBackup カタログをバックアップするための前提条件 を参照してください。

2. NetBackup Web UI にサインインします。
3. ［保護 (Protection)］、［ポリシー (Policies)］の順にクリックします。［追加 (Add)］をクリックします。

4. ［属性 (Attributes)］タブで、次のエントリを設定します。

   • 一意のポリシー名を入力します。

     NetBackup 命名規則を参照してください。

   • ［ポリシー形式 (Policy type)］に［NBU-Catalog］を選択します。

   • ポリシーストレージ (Policy storage)

     ディスクストレージユニットの場合、［最大並列実行ジョブ数 (Maximum Concurrent Jobs)］ストレージユニット設定値を増やし、通常のバックアップ処理中でもカタログバックアップが確実に続行されるようにします。

     ［最大並列実行ジョブ数 (Maximum concurrent jobs)］ストレージユニット設定を参照してください。

     メモ:

     インストールにさまざまなバージョンのメディアサーバーが含まれている場合は、宛先のポリシーストレージに対して特定のメディアサーバーを選択できます。［任意 (Any Available)］は選択しません。

   • ポリシーボリュームプール (Policy volume pool)

     デフォルトで NBU-Catalog ポリシー形式に対してのみ選択されている CatalogBackup ボリュームプールが、NetBackup によって自動的に作成されます。

   • 他のポリシー属性の説明については、次の項を参照してください。

     ポリシーの［属性 (Attributes)］タブを参照してください。

5. ［スケジュール (Schedules)］タブで、カタログバックアップに必要なスケジュールを構成します。

   カタログバックアップと他のバックアップの同時実行を参照してください。

   カタログポリシースケジュールの注意事項を参照してください。

   スケジュールの［属性 (Attributes)］タブを参照してください。

6. ［ディザスタリカバリ (Disaster Recovery)］タブをクリックします。

   このタブには、ディザスタリカバリに不可欠なデータの場所に関する次の情報が表示されます。

   • 各ディザスタリカバリイメージファイルを保存できるディスク上のパスを指定します。必要に応じて、［ネットワーク共有のユーザー名 (Network share username)］と［ネットワーク共有パスワード (Network share password)］を入力します。

     ネットワーク共有またはリムーバブルデバイスを使用することをお勧めします。ディザスタリカバリ情報をローカルコンピュータに保存しないでください。

7. ［ディザスタリカバリ電子メールを送信 (Send disaster recovery email)］を選択し、NetBackup 管理者の 1 つ以上の電子メールアドレスを入力します (カンマ区切り)。

   各カタログバックアップの後、NetBackup では、ここに示した管理者にディザスタリカバリ情報が送信されます。

   ご使用の環境で電子メール通知が有効になっていることを確認します。

   ディザスタリカバリ電子メールおよびディザスタリカバリファイルを参照してください。

8. 重要なデータをバックアップするポリシーを［クリティカルポリシー (Critical policies)］リストに追加します。

   これらは、障害発生時にサイトをリカバリするために不可欠であると考えられるポリシーです。ディザスタリカバリレポートには、重要なポリシーのバックアップに使用されるメディアのリストが表示されます。レポートには、増分および完全バックアップスケジュール専用のメディアが表示されます。したがって、クリティカルポリシーでは、増分または完全バックアップスケジュールだけを使う必要があります。

9. ［保存 (Save)］をクリックします。