NetBackup™ for PostgreSQL 管理者ガイド
PostgreSQL インスタンスの構成
ユーザーがバックアップとリカバリを実行できるように PostgreSQL バックアップを構成するには、次の環境変数を構成します。
メモ:
これらの環境変数を、NetBackup バックアップを実行するユーザーに追加します。
(任意) path - 問い合わせを実行してデータベースに接続するために、この環境変数に PostgreSQL の bin パスを追加します。
(任意) LIB_PQ_PATH - Windows の場合、
libpq.dll
ライブラリの場所を指定するには、この環境変数を設定します。Linux の場合、libpq.so
ライブラリの場所を指定するには、この環境変数を設定します。(任意) PG_PRO_BACKUP_DUMP_DIRECTORY - 非ストリームバックアップの一時バックアップダンプディレクトリとして、この環境変数を設定します。たとえば、Linux コンピュータの場合、ユーザーは次のコマンドを使用して、この環境変数を必要な場所に設定できます。
echo "export PG_PRO_BACKUP_DUMP_DIRECTORY=/home/custom_dump_dir_location/" > > ~/.bashrc
Windows の場合、次のようにして、新しい環境変数を作成しフォルダの場所のパスを追加できます。PG_PRO_BACKUP_DUMP_DIRECTORY=C:\custom_dump_dir_location
(任意) LVM SNAPSHOT_SIZE - LVM バックアップのスナップショットサイズを指定するには、この環境変数を設定します (Linux オペレーティングシステムのみ)。次のコマンドを使用して、LVM スナップショットサイズの環境変数を 500 MB に設定できます。echo "export LVM_SNAPSHOT_SIZE=500MB" >> ~/.bashrc
メモ:
デフォルトのスナップショットサイズは 500 MB に設定されています。
(任意) DELETE_WAL_LOGS - バックアップの完了後に
Wal
ログを削除するには、この環境変数を設定します。この値は 0 または 1 に設定できます。PGSQL_COMPRESSION_VALUE - 圧縮アルゴリズムに渡される圧縮レベル。この値は 0 から 9 まで指定でき、0 が最低、9 が最高の圧縮率です。