NetBackup™ ログリファレンスガイド
- ログの使用
- バックアッププロセスおよびログ記録
- メディア、デバイスプロセスおよびログ記録
- リストアプロセスおよびログ記録
- 高度なバックアップおよびリストア機能
- ストレージのログ記録
- NetBackup 重複排除ログ
- OpenStorage Technology (OST) のログ記録
- SLP (Storage Lifecycle Policy) および自動イメージレプリケーション (A.I.R.) のログ記録
- NetBackup の安全な通信のログ記録
- スナップショット技術
- ログの場所
- NetBackup 管理コンソールのログ記録
- ログアシスタントの使用
ログの保持とログサイズ
次のオプションを使用して、NetBackup でのログファイルの再利用と削除の方法を管理できます。
表: NetBackup のログの保持オプション
ログの保持オプション |
説明 |
インターフェース |
---|---|---|
次までログを保持する: GB (Keep logs up to GB) |
統合ログとレガシーログのサイズを制限します。NetBackup サーバーの場合、推奨値は 25 GB 以上クライアントの場合、推奨値は 5 GB 以上 ログの削除を参照してください。 |
このオプションは、ホストプロパティの[ログ (Logging)]設定にあります。 |
NumberOfLogFiles |
NetBackup プロセスについて、保持する統合ログファイルの数を制限します。 統合ログファイルの再利用についてを参照してください。 |
vxlogcfg |
MaxLogFileSizeKBとその他の RolloverMode オプション |
統合ログファイルが大きくなりすぎるのを防ぎます。 設定したファイルサイズまたは時間に達した場合、現在のログファイルは閉じられます。ログプロセスの新しいログメッセージは、新しいログファイルに書き込まれます (ロールオーバーされます)。 統合ログファイルのロールオーバーについてを参照してください。 |
vxlogcfg |
[ログを保持する日数 (Keep logs for days)] |
NetBackup が統合ログとレガシーログを保持する日数を制限します。 レガシーログのサイズと保持の制限を参照してください。 |
このオプションは、ホストプロパティの[ログ (Logging)]設定にあります。 |
MAX_LOGFILE_SIZE と MAX_NUM_LOGFILES |
保持するレガシーログのサイズとレガシーログファイルの数を制限します。 レガシーログのサイズと保持の制限を参照してください。 |
bpsetconfig |
すべてのログはログサイズが高水準点、つまり、[次までログを保持する: GB (Keep logs up to GB)]値の 95% に達するまで維持されます。NetBackup は 10 分ごとにログサイズを検証します。ログサイズが高水準に達すると、NetBackup は古いログの削除を開始します。ログサイズが低水準、つまり[次までログを保持する: GB (Keep logs up to GB)] の値の 85% に達すると、NetBackup はログの削除を停止します。
[次までログを保持する: GB (Keep logs up to GB)]と[ログを保持する日数 (Keep logs for days)]の両方を選択した場合には、ログは最初に起きる条件に基づいて削除されます。
次の場所にあるログを参照して、NetBackup のログ削除動作を確認できます。
install_path\NetBackup\logs\nbutils
/usr/openv/logs/nbutils