Veritas NetBackup™ Appliance 容量計画とパフォーマンスチューニングガイド
- このマニュアルについて
- 第 I 部 容量計画
- 第 II 部 ベストプラクティス
- 第 III 部 パフォーマンスチューニング
- 第 IV 部 容量計画とパフォーマンスチューニングのクイックリファレンス
ファイバーチャネル接続について
NetBackup Appliance は、高帯域幅でデータを転送するためのファイバーチャネル (FC) 接続を使う複数のデータ転送機能をサポートしています。
表: FC を使うデータ転送機能
データ転送機能 | 説明 |
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SAN クライアント | この機能は NetBackup クライアントの高速バックアップと復元を提供します。バックアップと復元のトラフィックは FC で起き、NetBackup サーバーとクライアントの管理トラフィックは LAN で起きます。 |
最適化複製と自動イメージレプリケーション | FC と使う場合、最適化複製および自動イメージレプリケーションでは、バックアップイメージを NetBackup 52xx Appliance または 5330 Appliance (ソース) から NetBackup 52xx Appliance、50xx Appliance または 5330 Appliance (宛先) にコピーします。複製およびレプリケーションジョブは最初にファイバー転送を使うように試みて (設定されている場合。すべての FT リンクに試行)、使えない場合はイーサネット接続を使います。 |
NetBackup for VMware | この機能は、VMware ESX サーバーで実行される VMware 仮想マシンのバックアップと復元を行います。この機能を SAN 転送バックアップ方式で使う場合、VMware データストアをホストする SAN LUN が FC ポートによってメディアサーバーアプライアンスに認識される必要があります。この機能に特定のポートは割り当てられていません。別の機能に割り当てられていない任意のポートを使うことができます。 |
テープ出力 | NetBackup 52xx/53xx Appliance は TLD テープストレージデバイスへの FC 接続をサポートしているため、バックアップデータをテープに書き込むことができます。アプライアンスソフトウェアバージョン 2.5 以降には、ACSLS の公式サポートが含まれています。テープデバイスへの接続は、直接行うことも、FC スイッチによって行うこともできます。 |
詳しくは、『NetBackup Appliance ファイバーチャネルガイド』を参照してください。