Backup Exec Agent for VMware がスナップショットの削除の再試行および孤立したスナップショットを削除するように設定する方法

問題

この文書では、Backup Exec Agent for VMware でスナップショット削除を再試行する方法と、前回削除に失敗し孤立したスナップショットをバックアップ開始時に削除する方法を説明しています。

解決方法

Backup Exec サーバーで次の設定を行います。

1. すべての Backup Exec サービスを停止します。
2. regedit を開きます。
3. 「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Symantec\Backup Exec for Windows\Backup Exec\Engine\VMWare Agent」に移動します。
   
4. 次のレジストリ値を設定します。(存在しない場合はDWORD型で作成します。)
   
   「AutoOrphanSnapshotRemoval」、値のデータ = 1
   この設定により孤立したスナップショットの削除が実施されます。
    
5. 次のレジストリ値を設定します。(存在しない場合はDWORD型で作成します。)
   
   「RemoveSnapshotRetryCount」、値のデータ = リトライ回数。初期値として2を推奨。
   この設定によりスナップショットの削除が再試行されます。
    
6. regedit を終了します。
   
7. Backup Exec サービスを起動します。

注1: この設定を行う以前孤立したスナップショットが残っている場合は、手動で削除する必要があります。
注2: 手動での削除に失敗する場合は、上述の設定は効果がありません。このような場合は VMware 社の支援を受けてください。

Applies To
この機能は、Backup Exec 2012 Hotfix 199866 で追加されました。