問題
Veritas System Recovery (VSR) Manager / Monitor でリモートクライアントを登録すると、エラー「接続に失敗しました」が表示する。
エラーメッセージ
接続に失敗しました。
解決策
VSR エージェント (VSR Manager / Monitor 側ではなく VSR 本体側) がインストールされているマシンでDCOM アクセス権を有効にします。
1. スタートボタンをクリックします。
2. [ファイル名を指定して実行] をクリックします。
3. dcomcnfg を入力し、<Enter> を押します。 これにより、[コンポーネントサービス] ウィンドウが開きます。
図1
4. [コンポーネントサービス] > [コンピューター] を展開します。
5. [マイコンピュータ] を右クリックします。
6. [プロパティ] をクリックします。
図2
7. [COMセキュリティ] タブで、[アクセス許可] の下の [制限の編集] と [既定値の編集] の両方を変更し、VSR Manager / Monitor から VSR エージェントにアクセスするためのユーザーを追加します。
図3
8.ユーザーの [ローカルアクセス] と [リモートアクセス] を許可し、[OK] をクリックします。
図4
9. [起動とアクティブ化のアクセス許可] の下の [制限の編集] と [既定値の編集] の両方を変更し、VSR Manager / Monitor からVSR エージェントにアクセスするためのユーザーを追加します。
図5
10.ユーザーの [ローカルからの起動]、[リモートからの起動]、[ローカルからのアクティブ化]、[リモートからのアクティブ化] を許可し、[OK] をクリックします。
図6
WMI 名前空間のアクセス権を有効にします。
1. スタートボタン をクリックします。
2. [ファイル名を指定して実行] をクリックします。
3. wmimgmt.msc と入力し、<Enter> を押します。 これにより、WMI 管理ウィンドウが開きます。
図7
4. WMI コントロールを右クリックします。
5. [プロパティ] をクリックします。
6. [セキュリティ] タブをクリックします。
7.右下の [セキュリティ(S)] をクリックします。
図8
8. [追加] をクリックします。
9. VSR Manager / Monitor からVSR エージェントにアクセスに使用する ユーザー名 またはユーザーグループを入力して、[OK] をクリックします。(図9)
図9
10. [詳細設定] をクリックします。
11. 追加したユーザーをクリックし、[編集] をクリックします。
12. [適用先:] ドロップダウンメニューを [この名前空間と副名前空間] に変更します。
13.ボックスをクリックして、[メソッドの実行]、[アカウントの有効化]、および [リモートの有効化] 権限をオンにします。
図10
14. [OK] をクリックします。
15. [WMI管理] ウィンドウを閉じます。 Windows Management Instrumentation サービスが実行されていることを確認してください。
VSR Manager / Monitor がインストールされているマシンに VSR コンポーネントの一部をインストールします。
1.VSR インストールメディアで Browser.exe または \SSR\SSRx64\Setup.exe (または \SSR\SSR32\Setup.exe) を実行します。
2.以下の項目を確認し、インストールを完了します。
バックアップとリカバリサービス
ユーザーインターフェース
図11
4.再起動します。
注意:
VSR Manager / Monitor がインストールされているマシンに「バックアップとリカバリサービス」をインストールしたくない場合は、回避策としてarticle.100044590を参照してください。
VSR Manager / Monitor 上にコンピュータを追加します。
1.「新しいコンピュータの追加」ボタンを押します。
図12
2.ホスト名または IP アドレス、ユーザー名、およびパスワードを入力します。
注:ユーザー名については、Workgroup 環境の場合は、.\<username>と入力し、ドメインの場合は <domain name>\<username>と入力します。
図13