NetBackup™ ネットワークポートリファレンスガイド

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Product(s): NetBackup (10.0)

NetBackup Deduplication ポート

次の表に、メディアサーバー重複排除 (MSDP)、および最適化重複排除を含む NetBackup Deduplication で使用するポートを示します。さまざまな重複排除ホストの間にファイアウォールがあれば、必要なポートを開く必要があります。

重複排除ホストは、自身のデータを重複排除するメディアサーバー、重複排除ストレージサーバー、負荷分散サーバー、クライアントです。

メモ:

Client-Direct (Client Deduplication) を行う MSDP と最適化複製には、いくつかのポートを開く必要があります。

Client Direct リストア時には、NetBackup クライアントとマスターサーバー間で TCP ポート 1556 が開いている必要があります。

表: NetBackup Deduplication ポートの使用方法

ポート

使用方法

10082

これは、MSDP が使用する NetBackup Deduplication Engine (spoold) ポートです。以下の両者の間で、このポートを開いてください。

  • 重複排除クライアントとストレージサーバー。

  • MSDP とストレージサーバー。

10102

これは、MSDP によって使われる NetBackup Deduplication Manager (spad) ポートです。以下の両者の間で、このポートを開いてください。

  • 重複排除クライアントと MSDP サーバー。

  • MSDP サーバーと指紋を処理する追加のサーバー。

最適化複製を実行するストレージサーバーとメディアサーバー間で、ポート 10082 および 10102 (MSDP) を開く必要もあります。

メモ:

最適化複製で自動イメージレプリケーション (AIR) を使用する場合、NetBackup ドメイン間で TCP ポート 1556、10082、10102 (MSDP) を開く必要があります。