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NetBackup™ for Microsoft SQL Server 管理者ガイド
Last Published:
2023-12-28
Product(s):
NetBackup (10.3)
- NetBackup for SQL Server の概要
- インストール
- ホストの構成とジョブの設定
- SQL Server インテリジェントポリシーを使用した SQL Server オブジェクトの管理
- SQL Server インテリジェントポリシーを使用したバックアップの設定
- SQL Server バックアップの調整パラメータについて
- SQL Server のリストアの実行
- 代替ホストへの SQL Server データベースのリダイレクト
- VMware バックアップを使用した SQL Server データの保護
- VMware バックアップを使用したアプリケーションデータベースの保護について
- Snapshot Client を使用したバックアップの設定
- SQL Server 可用性グループの保護
- インテリジェントポリシーを使用した SQL Server 可用性グループの保護
- レガシーポリシーを使用した SQL Server 可用性グループの保護
- クラスタ環境での SQL Server の保護
- クライアントとバッチファイルを使用した SQL Server レガシーポリシーでのバックアップの設定
- NetBackup for SQL Server でのバッチファイルの使用について
- スケジュールプロパティについて
- SQL Server データベースのユーザー主導型バックアップの実行
- 複数の NIC を備えている場合の NetBackup for SQL Server の使用
- 処理速度とトラブルシューティング
- SQL Server のトラブルシューティング用のデバッグログについて
- SQL Server のディザスタリカバリについて
- 付録 A. その他の設定
- 付録 B. 承認を受けた場所の登録
SQL Server のディザスタリカバリの準備
SQL Server のディザスタリカバリ計画を作成する場合は、master データベースの破損からリカバリする方法を検討する必要があります。ホストマシンの損失についても検討する必要があります。master データベースが破損すると、SQL Server は起動されません。障害の発生時には、システムデータベースを再構築する必要がある場合もあります。ただし、このプロセスでは、アプリケーションデータベースのスキーマ情報は再作成されません。データベース図式をリカバリするには、NetBackup MS SQL Client を使用して master データベースの最新のバックアップをリストアします。
SQL Server のディザスタリカバリでは、その他のデータ損失からのリカバリ方針が決定されている必要があります。データ損失には、ディスクエラー、ソフトウェアのエラー、人為的なミスなどが含まれます。ディザスタリカバリの準備として、master データベースを頻繁にバックアップする必要があります。データベースを追加または削除した後や、スキーマ定義が生成される操作を実行した後には、頻繁にバックアップを行います。