NetBackup™ 重複排除ガイド

MSDP の S3 インターフェースについて

S3 は、クラウドで一般的なストレージインターフェースです。クラウドネイティブアプリケーションとシームレスに連携できます。MSDP の S3 インターフェースは、MSDP サーバーで S3 API を提供します。MSDP の S3 インターフェースは、Amazon S3 クラウドストレージサービスと互換性があります。バケットの作成、バケットの削除、オブジェクトの格納、オブジェクトの取得、オブジェクトの一覧表示、オブジェクトの削除、マルチパートアップロードなど、一般的に使用される S3 API のほとんどをサポートします。

MSDP の S3 インターフェースは、オブジェクトのバージョン管理、IAM、ID ベースのポリシーもサポートします。snowball-auto-extract を使用して、小さいオブジェクトのバッチアップロードをサポートします。

MSDP の S3 インターフェースは、MSDP の独自の (BYO) サーバー、Flex Appliance、Flex WORM、AKS の NetBackup で構成できます。

Flex Appliance で MSDP 構成用の S3 インターフェースを使用する場合は、Flex メディアサーバーにログインし、MSDP の独自の (BYO) サーバーでの MSDP 用 S3 インターフェースの構成を参照してください。。

Flex WORM の MSDP 構成用の S3 インターフェースの場合は、重複排除シェルからの S3 サービスの管理を参照してください。

AKS の NetBackup での MSDP 構成用の S3 インターフェースの場合は、『Azure Kubernetes Services (AKS) クラスタ向け NetBackup 配備ガイド』マニュアルの MSDP スケールアウトでの S3 サービスの使用に関するトピックを参照してください。