Cluster Server 7.4.3 付属エージェントリファレンスガイド - Linux

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Product(s): InfoScale & Storage Foundation (7.4.3)
Platform: Linux
  1. 付属エージェントの概要
    1.  
      付属エージェントについて
    2.  
      リソースとその属性
    3.  
      エージェントとそのリソースの修正
    4.  
      属性
    5.  
      IMF 対応エージェント
    6.  
      デバッグログメッセージの有効化
    7.  
      VCS によるマルチパスソリューションのサポート
  2. ストレージエージェント
    1.  
      ストレージエージェントの概要
    2. DiskGroup エージェント
      1.  
        IMF 対応
      2.  
        DiskGroup エージェントの依存関係
      3.  
        DiskGroup エージェントのエージェント関数
      4.  
        DiskGroup エージェントの状態の定義
      5.  
        DiskGroup エージェントの属性
      6.  
        リソースタイプの定義
      7. DiskGroup エージェントの注意事項
        1.  
          高可用性のファイアドリル
        2.  
          ボリュームセットの使用
        3.  
          ディスクグループの noautoimport フラグの設定
        4.  
          ファイバーチャネルアダプタの設定
        5.  
          IMF を使った DiskGroup エージェントの使用
      8. DiskGroup エージェントの設定例
        1.  
          DiskGroup リソースの設定
      9.  
        DiskGroup エージェントのデバッグログレベル
    3. DiskGroupSnap エージェント
      1.  
        DiskGroupSnap エージェントの依存関係
      2.  
        DiskGroupSnap エージェントのエージェント関数
      3.  
        DiskGroupSnap エージェントの状態の定義
      4.  
        DiskGroupSnap エージェントの属性
      5. DiskGroupSnap エージェントの注意事項
        1.  
          VCS のアップグレード後のファイアドリルの設定
        2.  
          ファイアドリルのサービスグループの SystemZones 属性の設定
        3.  
          ファイアドリルサービスグループの設定
        4.  
          Mount エージェントタイプの ArgList 属性に ReuseMntPt 属性を追加する
        5.  
          設定の注意事項
        6.  
          エージェントの制限事項
      6.  
        DiskGroupSnap エージェントのリソースタイプの定義
      7. DiskGroupSnap エージェントの設定例
        1.  
          標準的な DiskGroupSnap エージェントの main.cf 設定
        2.  
          Oracle リソースを持つ DiskGroupSnap のサンプル main.cf
      8.  
        DiskGroupSnap エージェントのデバッグログレベル
    4. Volume エージェント
      1.  
        Volume エージェントの依存関係
      2.  
        Volume エージェントのエージェント関数
      3.  
        Volume エージェントの状態の定義
      4.  
        Volume エージェントの属性
      5.  
        Volume エージェントのリソースタイプの定義
      6.  
        Volume エージェントの設定例
      7.  
        Volume エージェントのデバッグログレベル
    5. VolumeSet エージェント
      1.  
        VolumeSet エージェントの依存関係
      2.  
        VolumeSet エージェントのエージェント関数
      3.  
        VolumeSet エージェントの状態の定義
      4.  
        VolumeSet エージェントの属性
      5.  
        VolumeSet エージェントのリソースタイプの定義
      6. VolumeSet エージェントの設定例
        1.  
          DiskGroup リソースに依存するように設定された VolumeSet
      7.  
        VolumeSet エージェントの注意事項
      8.  
        アクセスできないボリュームのために VolumeSet エージェントがオンラインにならない
      9.  
        VolumeSet エージェントのデバッグログレベル
    6. LVMLogicalVolume エージェント
      1.  
        依存関係
      2.  
        エージェント関数
      3.  
        状態の定義
      4.  
        属性
      5.  
        リソースタイプ定義
      6.  
        設定例
      7.  
        デバッグログレベル
    7. LVMVolumeGroup エージェント
      1.  
        LVMVolumeGroup エージェントの依存関係
      2.  
        LVMVolumeGroup エージェントのエージェント関数
      3.  
        LVMVolumeGroup エージェントの状態の定義
      4.  
        LVMVolumeGroup エージェントの属性
      5.  
        LVMVolumeGroup エージェントのリソースタイプの定義
      6.  
        LVMVolumeGroup エージェントの注意事項
      7.  
        LVMVolumeGroup エージェントを使用したデータの保護
      8.  
        ボリュームグループのアクティブ化保護の有効化
      9. LVMVolumeGroup エージェントの設定例
        1.  
          Linux の設定 1
        2.  
          Linux の設定 2
      10.  
        LVMVolumeGroup エージェントのデバッグログレベル
    8. Mount エージェント
      1.  
        IMF 対応
      2.  
        Mount エージェントの依存関係
      3.  
        Mount エージェントのエージェント関数
      4.  
        Mount エージェントの状態の定義
      5.  
        Mount エージェントの属性
      6.  
        Mount エージェントのリソースタイプ定義
      7.  
        Mount エージェントに関する注意事項
      8.  
        ディレクトリ名のスペースのサポート
      9.  
        複数 bindfs のサポート
      10.  
        高可用性のファイアドリル
      11.  
        VxFS ファイルシステムロック
      12.  
        IMF の使用に関する注意事項
      13.  
        Mount エージェントに対するレベル 2 の監視の有効化
      14.  
        RHEL 7 と RHEL 8: NFS ファイルシステムのバージョン
      15.  
        RHEL 7 と RHEL 8: バインドマウントの構成
      16.  
        Amazon EFS のサポート
      17. Mount エージェントの設定例
        1.  
          Mount エージェントの基本設定
        2.  
          Mount エージェントの VxFS マウントロックの例
        3.  
          Mount エージェントの NFS マウントの例
        4.  
          Mount エージェントの EFS マウントの例
      18.  
        Mount エージェントのデバッグログレベル
      19.  
        Mount エージェントの制限事項
    9. VMwareDisksエージェント
      1.  
        エージェント関数
      2.  
        状態の定義
      3.  
        属性
      4.  
        リソースタイプの定義
      5.  
        設定例
    10. SFCache エージェント
      1.  
        リソースの依存関係(Resource Dependency)
      2.  
        エージェント関数
      3.  
        状態の定義
      4.  
        属性
      5.  
        リソースタイプの定義
      6. SFCache エージェントに関する注意事項
        1.  
          CVM/CFS での SFCache リソースの設定
      7.  
        デバッグログレベル
    11.  
      AWS EBSVol エージェント
    12.  
      AzureDisk エージェント
    13.  
      GoogleDisk エージェント
  3. Network エージェント
    1. ネットワークエージェントについて
      1. エージェントの比較
        1.  
          IP エージェントと NIC エージェント
        2.  
          IPMultiNIC と MultiNICA エージェント
        3.  
          802.1Q トランキング
    2. IP エージェント
      1.  
        IP エージェントの高可用性のファイアドリル
      2.  
        IP エージェントの依存関係
      3.  
        IP エージェントのエージェント関数
      4.  
        IP エージェントの状態の定義
      5.  
        IP エージェントの属性
      6.  
        IP エージェントのリソースタイプ定義
      7. IP エージェントの設定例
        1.  
          IPv4 の設定
        2.  
          IPv6 の設定
      8.  
        IP エージェントのデバッグログレベル
    3. NIC エージェント
      1.  
        NIC エージェントの依存関係
      2.  
        NIC エージェントの結合ネットワークインターフェース
      3.  
        NIC エージェントのエージェント関数
      4.  
        NIC エージェントの状態の定義
      5.  
        NIC エージェントの属性
      6.  
        NIC エージェントのリソースタイプの定義
      7. NIC エージェントの注意事項
        1.  
          NIC エージェントの監視結合 NIC
        2.  
          NIC エージェントの Mii と miimon の設定
        3.  
          NIC エージェントの高可用性のファイアドリル
      8.  
        ケース 1
      9.  
        ケース 2
      10.  
        ケース 3
      11. NIC エージェントの設定例
        1.  
          NIC エージェントの Mii を使うための設定
        2.  
          NIC エージェントのネットワークホストを使用するための設定
        3.  
          NIC エージェントの IPv6 の設定
      12.  
        NIC エージェントのデバッグログレベル
    4. IPMultiNIC エージェント
      1.  
        IPMultiNIC エージェントの依存関係
      2.  
        IPMultiNIC エージェントのエージェント関数
      3.  
        IPMultiNIC エージェントの状態の定義
      4.  
        IPMultiNIC エージェントの属性
      5.  
        IPMultiNIC エージェントのリソースタイプの定義
      6. 設定例: IPMultiNIC と MultiNICA
        1.  
          IPMultiNIC エージェントの IPv4 の設定
        2.  
          IPMultiNIC エージェントの IPv6 の設定
        3.  
          ミックスモードの設定 - IPMultiNIC エージェントの IPv4 と IPv6
      7.  
        デバッグログレベル
    5. MultiNICA エージェント
      1.  
        MultiNICA エージェントの依存関係
      2. MultiNICA エージェントの ICM(IP Conservation Mode)
        1.  
          MultiNICA エージェントの設定
        2.  
          MultiNICA エージェントの動作
      3. MultiNICA エージェントの Performance Mode(PM)
        1.  
          MultiNICA エージェントの設定
        2.  
          MultiNICA エージェントの動作
      4.  
        MultiNICA エージェントのエージェント関数
      5.  
        MultiNICA エージェントの属性
      6.  
        MultiNICA エージェントのリソースタイプの定義
      7. MultiNICA エージェントの設定例
        1.  
          MultiNICA と IPMultiNIC の Performance Mode の設定
        2.  
          MultiNICA と IPMultiNIC の IP Conservation Mode の設定
      8.  
        MultiNICA エージェントの IPv6 の設定
      9.  
        ミックスモードの設定 - MultiNICA エージェントの IPv4 と IPv6
      10.  
        MultiNICA エージェントのデバッグログレベル
    6. DNS エージェント
      1.  
        DNS エージェントの依存関係
      2.  
        DNS エージェントのエージェント関数
      3.  
        DNS エージェントの状態の定義
      4.  
        DNS エージェントの属性
      5.  
        DNS エージェントのリソースタイプの定義
      6. DNS エージェントの注意事項
        1. セキュアな Windows DNS サーバーでの UNIX の VCS DNS エージェントの使用について
          1.  
            DNS エージェントのソフトウェアの必要条件
          2.  
            DNS エージェントの設定の必要条件
        2.  
          DNS エージェントの高可用性のファイアドリル
        3.  
          DNS エージェントの monitor のシナリオ
        4.  
          DNS エージェントの Web サーバーの設定例
        5.  
          DNS エージェントの BIND 9 の安全な DNS の更新
        6.  
          DNS エージェントの BIND 9 の TSIG キーを使った安全な更新の設定
      7. DNS エージェントの設定例
        1.  
          DNS エージェントの IPv6 の基本設定
        2.  
          DNS エージェントの IPv6 CNAME の設定例
        3.  
          DNS エージェントの IPv4 A の設定例
      8.  
        DNS エージェントのデバッグログレベル
    7. AWSIP エージェント
      1.  
        前提条件
      2.  
        依存関係
      3.  
        エージェント関数
      4.  
        状態の定義
      5.  
        属性
      6.  
        リソースタイプの定義
      7.  
        設定例
    8. AWSRoute53 エージェント
      1.  
        前提条件
      2.  
        依存関係
      3.  
        エージェント関数
      4.  
        状態の定義
      5.  
        属性
      6.  
        リソースタイプの定義
      7.  
        設定例
    9.  
      AzureIP エージェント
    10. AzureDNSZone エージェント
      1.  
        前提条件
      2.  
        依存関係
      3.  
        エージェント関数
      4.  
        状態の定義
      5.  
        属性
      6.  
        リソースタイプの定義
      7.  
        設定例
      8.  
        Azure DNS へのドメインの委任
    11.  
      GoogleIP エージェント
  4. ファイル共有エージェント
    1.  
      ファイルサービスエージェントについて
    2. NFS エージェント
      1.  
        NFS エージェントの依存関係
      2.  
        NFS エージェントのエージェント関数
      3.  
        NFS エージェントの状態の定義
      4.  
        NFS エージェントの属性
      5.  
        NFS エージェントのリソースタイプの定義
      6. NFS エージェントの注意事項
        1.  
          NFS ロックリカバリの前提条件
        2.  
          NFSv4 の使用
      7.  
        NFS エージェントの設定例
      8.  
        NFS エージェントのデバッグログレベル
    3. NFSRestart エージェント
      1.  
        NFSRestart エージェントの依存関係
      2.  
        NFSRestart エージェントのエージェント関数
      3.  
        状態の定義
      4.  
        NFSRestart エージェントの属性
      5.  
        NFSRestart エージェントのリソースタイプの定義
      6. NFSRestart エージェントの注意事項
        1.  
          高可用性のファイアドリルについて
        2.  
          完全修飾ホスト名の提供
      7. NFSRestart エージェントの設定例
        1.  
          基本的なエージェントの設定
      8.  
        NFSRestart エージェントのデバッグログレベル
    4. Share エージェント
      1.  
        Share エージェントの依存関係
      2.  
        Share エージェントのエージェント関数
      3.  
        Share エージェントの状態の定義
      4.  
        Share エージェントの属性
      5.  
        Share エージェントのリソースタイプの定義
      6. Share エージェントの注意事項
        1.  
          ディレクトリ名のスペースのサポート
        2.  
          高可用性のファイアドリル
        3.  
          Client 属性の IP アドレスの入力について
      7.  
        Share エージェントの設定例
      8.  
        Share エージェントのデバッグログレベル
    5. Samba エージェントについて
      1.  
        Samba エージェント
      2.  
        Samba エージェントを使う前に
      3.  
        Samba エージェントのサポートされるバージョン
      4. Samba エージェントの設定に関する注意事項
        1.  
          systemd 環境の Samba エージェント
        2.  
          smb によって開始および停止されるサービスを VCS で検出できるようにする
        3.  
          複数の SambaServer リソースの設定
        4.  
          標準以外の設定ファイルまたは標準以外の lock ディレクトリに対する Samba の設定
      5. SambaServer エージェント
        1.  
          SambaServer エージェントの依存関係
        2.  
          SambaServer エージェントのエージェント関数
        3.  
          SambaServer エージェントの状態の定義
        4.  
          SambaServer エージェントの属性
        5.  
          SambaServer エージェントのリソースタイプの定義
        6.  
          SambaServer エージェントの設定例
        7.  
          SambaServer エージェントのデバッグログレベル
      6. SambaShare エージェント
        1.  
          IMF 対応
        2.  
          SambaShare エージェントの依存関係
        3.  
          SambaShare エージェントのエージェント関数
        4.  
          SambaShare エージェントの状態の定義
        5.  
          SambaShare エージェントの属性
        6.  
          SambaShare エージェントのリソースタイプの定義
        7.  
          SambaShare エージェントの設定例
        8.  
          SambaShare エージェントのデバッグログレベル
    6. NetBios エージェント
      1.  
        NetBios エージェントの依存関係
      2.  
        NetBios エージェントのエージェント関数
      3.  
        NetBios エージェントの状態の定義
      4.  
        NetBios エージェントの属性
      5.  
        NetBios エージェントのリソースタイプの定義
      6.  
        NetBios エージェントの設定例
      7.  
        NetBios エージェントのデバッグログレベル
  5. サービスエージェントとアプリケーションエージェント
    1.  
      サービスエージェントとアプリケーションエージェントについて
    2. Apache HTTP サーバーエージェント
      1.  
        依存関係
      2.  
        エージェント関数
      3.  
        状態の定義
      4.  
        属性
      5.  
        リソースタイプの定義
      6. Apache HTTP サーバーの注意事項
        1.  
          Apache HTTP サーバーエージェントを使う前に実行するタスク
        2.  
          アプリケーションエラーの検出について
        3.  
          VCS 制御外での Apache HTTP サーバーのオンライン化について
        4.  
          高可用性のファイアドリルについて
        5.  
          IMF での Apache エージェントの使用
      7. 設定例
        1.  
          Linux 用 httpd の 2 つのインスタンスを実行する
        2.  
          main.cf ファイル例
        3.  
          IPv6 の基本設定
        4.  
          amfstat コマンドのサンプル出力
      8.  
        デバッグログレベル
    3. Application エージェント
      1.  
        IMF 対応
      2.  
        Application エージェントの高可用性のファイアドリル
      3.  
        Application エージェントの依存関係
      4.  
        エージェント関数
      5.  
        アプリケーションエージェントの状態の定義
      6.  
        アプリケーションエージェントの属性
      7.  
        アプリケーションエージェントのリソースタイプの定義
      8. Application エージェントの注意事項
        1.  
          Application エージェントでの IMF の使用
        2.  
          MonitorProgram を使ったレベル 2 の監視
        3.  
          Application エージェントでの ProPCV の使用
        4.  
          プログラムの必要条件
        5.  
          デフォルトプロファイルの必要条件
        6.  
          クローン作成したアプリケーションエージェントのサポート
        7.  
          Docker コンテナ内のアプリケーション監視
        8.  
          hadockersetup ユーティリティの使用
        9.  
          systemd サポートの必要条件
      9. Application エージェントの設定例
        1.  
          Application エージェントの設定 1
        2.  
          Application エージェントの設定 2
        3.  
          アプリケーションエージェントの設定 3
        4.  
          Application エージェントの設定 4
        5.  
          Application エージェントの設定 5
      10.  
        Application エージェントのデバッグログレベル
    4. CoordPoint エージェント
      1.  
        コーディネーションポイントとしての Coordination Point サーバー
      2.  
        コーディネーションポイントとしての SCSI-3 ベースのディスク
      3.  
        依存関係
      4.  
        エージェント関数
      5.  
        状態の定義
      6.  
        属性
      7.  
        リソースの種類の定義
      8. CoordPoint エージェントの注意事項
        1.  
          CoordPoint エージェントの I/O フェンシングレポート活動
        2.  
          AutoStartList 属性
        3.  
          Coordpoint リソースの詳細監視
        4.  
          RefreshRegistrations に設定された ActionOnCoordPointFault 属性
      9.  
        設定例
      10.  
        デバッグログレベル
    5. KVMGuest エージェント
      1.  
        KVMGuest エージェントの依存関係
      2.  
        KVMGuest エージェントのエージェント関数
      3.  
        KVMGuest エージェントの状態の定義
      4.  
        KVMGuest エージェントの属性
      5.  
        KVMGuest エージェントのリソースタイプ定義
      6. KVMGuest エージェントに関する注意
        1.  
          RHEL 6、RHEL 7(KVM 環境)、SuSE Enterprise Linux 11 SP2 と SP3 で作成されたゲストのサポート
        2.  
          ストレージとネットワークの設定
        3.  
          ゲストのライブ移行
        4.  
          RHEV 環境の仮想マシンの管理
        5.  
          SuSE KVM の ISO イメージの管理
        6.  
          VCS を使った仮想マシンの移行
        7.  
          グローバルクラスタ設定の DR のための KVMGuest エージェントの設定
        8.  
          AD ベースのドメインを使用する RHEV-M の非管理者ユーザーの設定
        9.  
          ホストがクラッシュした場合の仮想マシンのフェールオーバー
        10.  
          KVMGuest エージェントは RHEV 環境で curl コマンドと xpath コマンドを要求する
        11.  
          RHEV 環境: VM が動作しているノードがパニックに陥るか強制的にシャットダウンされる場合、VCS は別のノードで VM を開始できない
      7. KVMGuest 環境の設定例
        1.  
          設定例 1
        2.  
          設定例 2
        3.  
          設定例 3
      8. RHEV 環境の設定例
        1.  
          設定例 1
        2.  
          設定例 2
        3.  
          設定例 3
      9.  
        SuSE KVM の設定例
      10.  
        KVMGuest エージェントのデバッグログレベル
    6. Process エージェント
      1.  
        IMF 対応
      2.  
        Process エージェントの高可用性のファイアドリル
      3.  
        Process エージェントの依存関係
      4.  
        Process エージェントのエージェント関数
      5.  
        Process エージェントの状態の定義
      6.  
        Process エージェントの属性
      7.  
        Process エージェントのリソースタイプの定義
      8. Process エージェントの使用に関する注意事項
        1.  
          プロセスの前提条件
      9. Process エージェントの設定例
        1.  
          Process エージェントの設定
      10.  
        Process エージェントのデバッグログレベル
    7. ProcessOnOnly エージェント
      1.  
        依存関係
      2.  
        エージェント関数
      3.  
        状態の定義
      4.  
        属性
      5.  
        リソースタイプ定義
      6. ProcessOnOnly エージェントの使用に関する注意事項
        1.  
          プログラムの必要条件
      7.  
        設定例
      8.  
        デバッグログレベル
    8.  
      AzureAuth エージェント
  6. インフラエージェントとサポートエージェント
    1.  
      インフラエージェントとサポートエージェントについて
    2. NotifierMngr エージェント
      1.  
        依存関係
      2.  
        エージェント関数
      3.  
        状態の定義
      4.  
        属性
      5.  
        リソースタイプの定義
      6. 設定例
        1.  
          設定
      7.  
        デバッグログレベル
    3. Proxy エージェント
      1.  
        依存関係
      2.  
        エージェント関数
      3.  
        属性
      4.  
        リソースタイプ定義
      5. 設定例
        1.  
          設定 1
        2.  
          設定 2
        3.  
          設定 3
      6.  
        デバッグログレベル
    4. Phantom エージェント
      1.  
        依存関係
      2.  
        エージェント関数
      3.  
        リソースタイプの定義
      4. 設定例
        1.  
          設定 1
        2.  
          設定 2
    5. RemoteGroup エージェント
      1.  
        依存関係
      2.  
        エージェント関数
      3.  
        状態の定義
      4.  
        属性
      5.  
        リソースタイプ定義
      6.  
        デバッグログレベル
  7. エージェントのテスト
    1.  
      エージェントのテストについて
    2. ElifNone エージェント
      1.  
        ElifNone エージェントの依存関係
      2.  
        ElifNone エージェントのエージェント関数
      3.  
        ElifNone エージェントの状態の定義
      4.  
        ElifNone エージェントの属性
      5.  
        ElifNone エージェントのリソースタイプの定義
      6.  
        ElifNone エージェントの設定例
      7.  
        ElifNone エージェントのデバッグログレベル
    3. FileNone エージェント
      1.  
        FileNone エージェントの依存関係
      2.  
        FileNone エージェントのエージェント関数
      3.  
        FileNone エージェントの状態の定義
      4.  
        FileNone エージェントの属性
      5.  
        FileNone エージェントのリソースタイプの定義
      6.  
        FileNone エージェントの設定例
      7.  
        FileNone エージェントのデバッグログレベル
    4. FileOnOff エージェント
      1.  
        FileOnOff エージェントの依存関係
      2.  
        FileOnOff エージェントのエージェント関数
      3.  
        FileOnOff エージェントの状態の定義
      4.  
        FileOnOff エージェントの属性
      5.  
        FileOnOff エージェントのリソースタイプの定義
      6.  
        FileOnOff エージェントの設定例
      7.  
        FileOnOff エージェントのデバッグログレベル
    5. FileOnOnly エージェント
      1.  
        FileOnOnly エージェントの依存関係
      2.  
        FileOnOnly エージェントのエージェント関数
      3.  
        FileOnOnly エージェントの状態の定義
      4.  
        FileOnOnly エージェントの属性
      5.  
        FileOnOnly エージェントのリソースタイプの定義
      6.  
        FileOnOnly エージェントの設定例
      7.  
        FileOnOnly エージェントのデバッグログレベル
  8. レプリケーションエージェント
    1.  
      レプリケーションエージェントについて
    2. RVG エージェント
      1.  
        依存関係
      2.  
        エージェント関数
      3.  
        状態の定義
      4.  
        属性
      5.  
        リソースタイプの定義
      6.  
        設定例
    3. RVGPrimary エージェント
      1.  
        依存関係
      2.  
        エージェント関数
      3.  
        状態の定義
      4.  
        属性
      5.  
        リソースタイプの定義
      6.  
        設定例
    4. RVGSnapshot
      1.  
        依存関係
      2.  
        エージェント関数
      3.  
        状態の定義
      4.  
        属性
      5.  
        リソースタイプの定義
      6.  
        設定例
    5. RVGShared エージェント
      1.  
        依存関係
      2.  
        エージェント関数
      3.  
        状態の定義
      4.  
        属性
      5.  
        リソースタイプの定義
      6.  
        設定例
    6. RVGLogowner エージェント
      1.  
        依存関係
      2.  
        エージェント関数
      3.  
        状態の定義
      4.  
        属性
      5.  
        リソースタイプの定義
      6.  
        RVGLogowner エージェントの注意事項
      7.  
        設定例
    7. RVGSharedPri エージェント
      1.  
        依存関係
      2.  
        エージェント関数
      3.  
        状態の定義
      4.  
        属性
      5.  
        リソースタイプの定義
      6.  
        設定例
    8. VFRJob エージェント
      1.  
        概要
      2. VFRJob エージェントの依存関係
        1.  
          Custer File System または VxFS File System の VFRJob エージェントのグループ依存関係
        2.  
          VxFS File System での VFRJob エージェントのグループ依存関係
      3.  
        スケジューラデーモンとレプリケータデーモンの高可用性
      4.  
        VFRJob エージェントのエージェント関数
      5.  
        VFRJob エージェントの状態の定義
      6.  
        VFRJob エージェントの属性
      7.  
        VFRJob エージェントのリソースタイプ定義
      8.  
        VFR デーモンの高可用性
      9.  
        元のシステムの VFRJob サービスグループの設定
      10.  
        もとのシステムの VFRJob エージェントの設定例
      11.  
        ターゲットシステムの VFRJob サービスグループの設定
      12.  
        ターゲットシステムの VFRJob エージェントの設定例
      13.  
        ファイルレプリケーションの方向の変更
      14. VFRJob エージェントに関する注意
        1.  
          レプリケーションデーモンの異なるポート番号の使用

DNS エージェントの属性

表: 必須属性

必須属性

説明

Domain

エージェントが管理する DNS ゾーンを表す文字列。

ドメイン名は英数字の記号とハイフンのみを含むことができます。

データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー

例:

  • フォワードマッピング: "demo.example.com"

  • IPv4 リバースマッピング: "2.168.192.in-addr.arpa"

ResRecord

ResRecord は DNS リソースレコード値の関連です。各 ResRecord 属性は、次の 2 つの値で構成されます: DNS レコードキー = DNS レコードデータ。レコードキーは重複のない値でなければならないことに注意します。

リソースレコードリストに、ResRecord 属性のレコードキーまたはレコードデータの一部として無効な値が含まれている場合、リソースは UNKNOWN 状態を報告します。

データ形式と値のタイプ: 文字列 - 関連

例:

  • フォワードマッピングの場合、ゾーンは demo.example.com です。

    - sles901 = "192.168.2.191"

    - ww2 = sles901

    - sles9ip6 = "2007::1:2:3:abc"

  • マルチホーム DNS レコードは、1 つのホストと、2 つのネットワークインターフェースおよび異なるアドレスを通常は持ちますが、DNS 名は同じです。 A タイプの ResRecord 設定は次のようになります。

    sle902 = "192.168.2.102 10.87.13.22"

    マルチホーム AAAA の DNS レコードは次のように設定できます。

    sle902 = "1234::5678 1234::AABB:CCDD"

  • リバース IPv4 アドレスマッピングの場合(ここで、ゾーンは 2.168.192.in-addr.arpa):

    191 = "sles901.demo.example.com"

  • リバース IPv6 アドレスマッピングの場合:

    • 2620:128:f0a2:9001::/64 IPv6 アドレス接頭辞の場合、逆引きルックアップゾーンは 1.0.0.9.2.a.0.f.8.2.1.0.0.2.6.2.ip6.arpa になります。

    • 2620:128:f0a2:9001::102:108 アドレスの PTR レコードを作成する場合は、ResRecord 属性でキー値として 1020108 を指定する必要があります。

      つまり、ResRecord={1020108="sles9ip6.demo.example.com"}

部分ホスト名のみを使います。 完全修飾ドメイン名を使った場合、名前の終わりにピリオドの「.」を追記します。

CNAME レコードの場合、次を使います。

  • ResRecord = { www = mydesktop }

    または

  • ResRecord = { www = "mydesktop.marketing.example.com." }

    ここで、Domain 属性は「marketing.example.com」です。

ResRecord(続き)

エージェントは、大文字と小文字を区別するパターン一致を使います。また、Domain 属性値と ResRecord 属性値も使い、リソースレコードタイプを判別します。 RR の種類は次のとおりです。

  • PTR: ドメインの属性が .arpa で終了する場合

  • A: レコードデータフィールドが IPv4 アドレスである場合(ピリオドで各セットを分ける 4 つの数字の組み合わせ。 次は、一致を試行するパターンの詳細です。[1-223].[0-255].[0-255][0-255] 16 進数はサポートされません)。

  • AAAA: レコードデータフィールドが 16 進数形式の複数セットになっている場合、このレコードは IPv6 によって関連付けされる種類 AAAA レコードです。

  • CNAME: 他の有効なレコードデータの場合。

メモ:

ResRecord 属性名が RFC 1035 に準拠していない場合、警告メッセージはエンジンログファイルに記録されます。 ResRecord の関連付けは使われません。 この例外として、DNS エージェントはホスト名で下線文字(「_」)の使用を許可します。DNS ホスト名に下線文字を含む DNS リソースレコードを設定する前に、DNS サーバーで下線文字がサポートされていることを確認します。

表: オプションの属性

オプションの属性

説明

TTL

この属性(0 以外の整数)は、更新するゾーンの DNA エントリの存続時間(Time To Live)を秒単位で表します。

この数値が小さければ DNS サーバーでのヒット数が多いことを表し、大きければクライアントが更新を認識するまでに要する時間が長いことを表します。

TTL は、値 0 を取ることがあります。これは、レコードをキャッシュしないことを示しますが、最大は 2,147,483,647 秒で、68 年に相当します。 現在のベストプラクティスの推奨(RFC 1912)では、1 日以上の値を提案していますが、RR のようにさほど頻繁には変更されない場合、数週間の値を検討してください。

データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー

デフォルト: 86400

例: 3600

StealthMasters

ドメイン内のプライマリマスターネームサーバーを一覧表示します。

最初のサーバーはゾーンの SOA(Start of Authority)レコードから取得されるため、この属性は省略可能です。

プライマリマスターネームサーバーがステルスサーバーである場合は、属性を定義します。ステルスサーバーは、ゾーンに対して権限を有するネームサーバーですが、そのゾーンの SOA レコードには表示されません。 ステルスサーバーは隠れており、インターネットからの直接の攻撃を防ぎます。

データ形式と値のタイプ: 文字列 - ベクトル

例: {"10.190.112.23", "2620:128:f0a2:9001::102:108"}

TSIGKeyFile

セキュアな更新の DNS を設定する場合に必須です。 プライベートトランザクションシグネチャ(TSIG: Transaction Signature)キーを含むファイルへの絶対パスを指定します。この属性は、設定する DNS サーバーが Unix ベースの DNS サーバーの場合のみ設定します。

データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー

例:

/var/tsig/example.com.+157+00000.private

CreatePTR

タイプ A または AAAA の各 RR に対して PTR レコードを作成するように online エージェント関数に指示するには、CreatePTR 属性を使います。レコードを作成するには、この属性の値を True(1)に設定する必要があります。 この属性を使う前に、同じマスターサーバーまたはステルスサーバーがフォワードゾーン(A または AAAA)とリバースゾーンを提供することを確認します。

データ形式と値のタイプ: ブール - スカラー

デフォルト: 0

例: 1

OffDelRR

ResRecord キーが定義するすべてのレコードを削除するように offline エージェント関数と clean エージェント関数に指示するには、OffDelRR 属性を使います。エージェントによってすべてのレコードが削除されるようにするには、この属性の値を 1(True)に設定する必要があります。

データ形式と値のタイプ: ブール - スカラー

デフォルト: 0

例: 1

UseGSSAPI

設定した DNS サーバーが Windows DNS サーバーでセキュアな動的更新が許可される場合のみ、UseGSSAPI 属性を使用します。

メモ:

Windows DNS で非セキュアな更新が許可されている場合はこの属性を設定しないでください。

この属性を 1 に設定すると、エージェントは -g オプションを nsupdate コマンドとともに使います。

セキュアな Windows DNS サーバーで DNS エージェントを使用する場合の必要条件について詳しくは「DNS エージェントの注意事項を参照してください。」を参照してください。

データ形式と値のタイプ: ブール - スカラー

デフォルト: 0

例: 1

RefreshInterval

この属性は、DNS エージェントが DNS サーバーのリソースレコード(RR)の更新を試みる時間間隔を秒単位で表します。デフォルト値の 0 は、DNS エージェントが DNS サーバーのレコード更新を行わないことを示します。DNS レコードの更新を行えない場合、ログに警告メッセージが書き込まれます。

メモ:

RefreshInterval の期間に達した後、次の監視サイクルで更新要求が送信されます。

DNS エージェントが DNS レコードを更新できない場合、DNS レコードは清掃操作の結果、または DNS 管理者によって削除され、DNS リソースに障害が発生します。

データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー

デフォルト: 0

例: 3600

CleanRRKeys

新しいレコードを追加する前に、設定したキーのすべての既存 DNS レコードをクリーンアップするように、online エージェント関数に指示する場合に使用します。デフォルト値(0)はこの動作を無効にします。

メモ:

複数の DNS リソースが ResRecord 属性で同じキー値に設定されている場合、この属性の値を 1 に設定しないでください。

データ形式と値のタイプ: ブール - スカラー

デフォルト: 0

例: 1