Windows 用 NetBackup IT Analytics インストールとアップグレードガイド
- インストールの概要
- Windows サーバーでの NetBackup IT Analytics のインストール
- Windows での NetBackup IT Analytics ポータルのアップグレード
- NetBackup IT Analytics ポータルのアップグレード
- データベースサーバーの Oracle パッチ
- 新しいサーバーへのアップグレードと移行
新しい Windows サーバーへのアップグレードと移行
NetBackup IT Analytics 11.6 にアップグレードするには、ポータルで NetBackup IT Analytics バージョン 11.1 以降が稼働している必要があります。
データベースを上書きするのではなく、あるマシンから別のマシンにポータルを移行する場合は、c:\opt\aptare\datarcvrconf\aptare.ks
および c:\opt\aptare\datarcvrconf\aptare_external_password.properties
ファイルをコピーし、ファイル権限に「tomcat」ユーザーによる書き込みを許可する必要があります。これらのファイルが新しいマシンにコピーされていない場合、既存のコレクタポリシーは編集できず、データ収集は動作しなくなります。
NetBackup IT Analytics インストーラはカスタムパスでのポータルとデータベースのインストールをサポートします。ポータルまたはデータベースがデフォルト以外の場所にインストールされている場合は、このセクションで説明するコマンドおよび手順で、\opt
をそれぞれの絶対インストールパスに置き換えます。
www.veritas.com/ja/jp から最新のリリースとインストール手順をダウンロードします。
新しいサーバーでデータベースとポータルの新規インストールを実行します。
???を参照してください。
NetBackup IT Analytics ポータルは、60 日間有効な評価版ライセンスでインストールされます。適切な資格の新しいライセンスを要求してください。詳しくは、『NetBackup IT Analytics ライセンスガイド』を参照してください。
???を参照してください。
受け取ったら、新しいライセンスをインストールします。
???を参照してください。
データベースユーザー Aptare が、ディレクトリに格納されているエクスポートファイルにアクセスできる必要があります。
c:\opt\oracle\database\tools
データベースのエクスポートを開始する前に、これらのファイルに対する読み取りおよび実行の権限が Oracle ユーザーにあることを確認します。
Windows データベースサーバーにログインします。
Oracle TNS リスナと Oracle サービスが実行中であることを確認します。
コマンドプロンプトで、次のスクリプトを実行します。
c:\opt\oracle\database\tools\expdp_database_template.bat
正常に完了した後、エクスポートファイル aptare_scdb.exp が Windows データベースサーバーの次のディレクトリに保存されます。
C:\opt\oracle\logs
c:\opt\datarcvrconf\aptare.ks
ファイルを一時的な場所にコピーします。一時的な場所から、ターゲットシステムの
c:\opt\datarcvrconf\
ディレクトリにaptare.ks
ファイルをコピーします。
Windows で、管理者として次の手順を実行します。
Execute \opt\aptare\utils\stopportal.bat Execute \opt\aptare\utils\stopagent.bat
Windows で、ORA_DBA グループのメンバーとして次の手順を実行します。
sqlplus / as sysdba
drop user portal cascade;
『NetBackup IT Analytics システム管理者ガイド』の「Oracle Database のインポート」セクションで、ご利用のプラットフォーム用の指示に従います。
Windows で、管理者として次の手順を実行します。
Execute \opt\aptare\utils\startportal.bat Execute \opt\aptare\utils\startagent.bat
新しい NetBackup IT Analytics 11.6 ポータル用に古いバージョンのデータベースを 11.6 にインポートする場合は、次の手順で実行できます。
www.veritas.com/ja/jp からアップグレードインストーラとマニュアルをダウンロードします。
アップグレードインストーラを実行します。
アップグレードユーティリティインストーラの実行 (Windows)を参照してください。
これにより、アップグレード実行可能ファイルがインストールされますが、実行はされません。
アップグレーダの最後の手順で、[後で実行 (Run Later)]オプションを選択して続行します。
コマンドプロンプトを開き、
C:\opt\aptare\upgrade
に移動します。db-upgrade.bat を実行して手順に従い、データベースをアップグレードします。
db-upgrade.bat の完了後、管理者のクレデンシャルでポータルにログインし、新しいライセンスのインストールを試行できます。
再度ログインし、NetBackup IT Analytics ポータルにアクセスします。
すべての NetBackup IT Analytics アプリケーションサービスが稼働していることを確認します。
ユーザー root として、次の関連コマンドを実行し、プロンプトに従って応答します。
Windows の場合:
C:\opt\aptare\upgrade\upgrade.bat
現在のバージョンがすでに最新であるという警告が表示されたら、次に進みます。
スクリプトが完了したら、示されたログファイルを参照してエラーを確認
必要に応じて、IP アドレス解決のローカルホストファイルの方法を使用して、既存のサーバーからの DNS カットオーバーの前に、新しいポータルの機能をテストできます。
新しいポータルまたはデータベースサーバーと同じマシンにインストールしないでください。
www.veritas.com/ja/jp から Data Collector のインストーラとマニュアルをダウンロードします。
Data Collector のマニュアルの指示に従ってアンインストールします。
Data Collector を最新バージョンに再インストールし、新しいサーバーの正しい URL を指定します。