Veritas NetBackup™ Appliance SNMP トラップリファレンスガイド
- 概要
- SNMP ハードウェアトラップ
- 付録 A. MIB (Management Information Base) ファイルのコンテンツ
vrtscpuTrap
OID: 1.3.6.1.4.1.48328.3.9.1.7
vrtscpuTrap は、アプライアンスの CPU の状態を監視します。アラートが表示された場合は、CPU が正しく機能していないか、電圧がしきい値を超えたことを示しています。
受信した SNMP トラップや電子メールアラートを調べると、発生した問題を正確に特定するために役立つ追加情報を得ることができます。アプライアンスの Web コンソールの[監視 (Monitor)]、[ハードウェア (Hardware)]ページも調べることができます。
SNMP トラップ、電子メールアラート、または[監視 (Monitor)]、[ハードウェア (Hardware)]ページの情報に基づいて、次の処理のいずれかを実行します。
表: vrtscpuTrap の次の手順
発生事項 | まず始めに行うこと |
---|---|
CPU の[状態 (Status)]が[Null (NULL)]の場合、ファームウェアが現在の状態を報告できていません。 | 次回のコールホーム期間まで 15 分間待ってステータスを再び調べます。問題が解決した場合は、エラーは無視できます。 問題が解決していない場合は、Veritasサポートに問い合わせてください。 |
CPU の[状態 (State)]が[失敗 (Failed)]で[状態 (Status)]が[OK]か[ProcPresent]以外の場合、CPU の状態は不明です。 | サポートが必要な場合はVeritasサポートに問い合わせてください。 |
5230 および 53xx のみ: CPU の[状態 (State)]が[失敗 (Failed)]であり、現在の[電圧 (Voltage)]がしきい値の上限である 1.51 ボルトを超えている場合、CPU の電圧が高すぎます。 | アプライアンスの電源の状態を調べます。アプライアンスの環境の温度を調べます。両方共正常な場合、Veritasサポートに問い合わせてください。 |
5230 および 53xx のみ: CPU の[状態 (State)]が[失敗 (Failed)]であり、現在の[電圧 (Voltage)]がしきい値の下限である 0.54 ボルトを下回っている場合、CPU の電圧が低すぎます。 | アプライアンスの電源の状態を調べます。アプライアンスの環境の温度を調べます。両方共正常な場合、Veritasサポートに問い合わせてください。 |