Veritas NetBackup™ OpsCenter パフォーマンスおよびチューニングガイド
- 概要
- OpsCenter 構成について
- OpsCenter パフォーマンスおよびチューニングについて
- パフォーマンス向上のための OpsCenter のチューニングについて
- 別のコンピュータへの OpsCenter サーバーの移動
- OpsCenter のベストプラクティス
OpsCenter サーバーサービスのデフォルトのヒープサイズの調整
OpsCenter サーバープロセスが多くのメモリを消費する場合 (大きな OpsCenter 構成で発生することがある)、OpsCenter サーバーのヒープサイズを増やすと役立つことがあります。
OpsCenter サービスのヒープサイズまたはキャッシュサイズの調整についてを参照してください。
メモ:
このセクションで公開されている情報は、ベリタスのラボで、専門知識があるユーザーにより制御された環境で実行されたテストに基づいています。これらはガイドラインとしてのみ使うことができ、100% 正確なベンチマークとして使うべきではありません。
OpsCenter サーバーサービスのデフォルトのヒープサイズは、2048 MB からさらに高い値 (4096 MB など) に増やすことができます。 さらに高い値は、システムで利用可能な物理メモリ (RAM) と仮想メモリに基づいて判断できます。
Windows でデフォルトのヒープサイズを調整する方法
- OpsCenter サーバーの次の場所から
OpsCenterServerService.xml
ファイルを開きます。INSTALL_PATH\OpsCenter\server\bin
メモ:
変更する前に
OpsCenterServerService.xml
ファイルのコピーを保存します。 - 次の文字列の -Xmx 値を変更します。
<CmdArg value="-Xrs -Xmx2048M
たとえば、最大ヒープサイズを 2048 MB から 4096 MB に増やすには、-Xmx2048 を -Xmx4096 に置き換えます。
OpsCenterServerService.xml
ファイルを保存します。- 変更を有効にするには、OpsCenter サーバーのサービスを再開する必要があります。
次のように、すべての OpsCenter サーバーサービスを最初に停止し、次にそれらを起動するには、次のコマンドを入力します。
INSTALL_PATH\OpsCenter\server\bin\opsadmin.bat stop
INSTALL_PATH\OpsCenter\server\bin\opsadmin.bat start
UNIX でデフォルトのヒープサイズを調整する方法
- 次の場所から
startserver
ファイルを開きます。INSTALL_PATH>/SYMCOpsCenterServer/bin
メモ:
変更する前に
startserver
ファイルのコピーを保存します。 - 次の文字列の -Xmx2048M 値を変更します。
MAX_HEAP=-Xmx2048M
たとえば、最大ヒープサイズを 2048 MB から 4096 MB に増やすには、-Xmx2048M を -Xmx4096M に置き換えます。
startserver
ファイルを保存します。- 変更を有効にするには、すべての OpsCenter サーバープロセスを再起動する必要があります。
次のように、すべての OpsCenter サーバープロセスを最初に停止し、次にそれらを起動するには、次のコマンドを入力します。
INSTALL_PATH/SYMCOpsCenterServer/bin/opsadmin.sh stop
INSTALL_PATH/SYMCOpsCenterServer/bin/opsadmin.sh start