問題
System Recovery (SR) のリカバリポイント保存先を Microsoft OneDrive に指定し、One Drive を含むボリュームをバックアップ対象にした場合、OneDrive 内にある既存のリカバリポイントファイルがバックアップ対象から除外されずにバックアップされることで、すぐに空き領域が不足する
エラーメッセージ
なし
原因
OneDrive 内へデータを保存する場合、そのファイルはローカルボリューム内とクラウドの両方に保存された状態になります。
(エクスプローラにて、そのファイルのステータスが緑のチェックのアイコン状態)
その状態で、SR で OneDrive を含むボリュームをバックアップした場合、OneDrive 内のファイルはローカルボリューム内に存在しているため、そのファイルも含めてバックアップされます。
解決策
以下で問題を回避できます。
OneDrive 内のリカバリポイントファイルに対して「空き領域を増やす」を実行する。
これにより、既存リカバリポイントファイルがバックアップされなくなります。
※注意
この「空き領域を増やす」を実行する回避方法の場合、増分バックアップを実行するとベースリカバリポイント情報の読み取りが行われないため、常に増分バックアップがベースとして実行されます。ご注意ください。
<説明>
OneDrive では、ファイルオンデマンド機能があります。
ファイルオンデマンドでは、OneDrive 内に保存されたファイルに対して、「空き領域を増やす」を選択することで、クラウド上にのみファイルを保存し、アクセス時にダウンロードするように設定できます。
(エクスプローラにて、そのファイルのステータスがクラウドのアイコン状態)
ファイルオンデマンドを使用した場合、ローカルボリュームにはファイルは存在せず、そのファイルはクラウド上にのみ存在します。SR では、そのファイルがローカルボリューム内には存在しないため、そのファイル内のデータはボリュームのバックアップ対象に含まれなくなります。
(バックアップ済みのリカバリポイントファイルを Recovery Point Browser で開くと、そのリカバリポイントファイル内には、クラウド上に保存されている既存のリカバリポイントファイルがバックアップされているように見えますが、それらはリンク情報だけバックアップされています。仮に修復してもリンク情報のみが復元しているだけであり、データ部はバックアップされておらず修復されません。)