問題
ストレージプールから最も空き領域の多いディスクストレージを選択するようにバックアップジョブを構成する方法
解決策
複数のディスクストレージでストレージプールが構成されている場合に、以下の BEMCLI (Backup Exec 管理コマンドラインインタフェース) コマンドで、バックアップジョブは空き領域が最も多いディスクストレージを使用するように設定できます。
1. Backup Exec サーバーで BEMCLI を実行します。 スタート > すべてのプログラム > Veritas Backup Exec > Backup Exec Management Command Line Interface
2. 次のコマンドを入力します。
get-bestoragedevicepool -name "storagepool name" | set-bestoragedevicepool -selectionmethod "mostfreespacefirst"
例:
ストレージプール名が "Storage Pool 0001" の場合、コマンドは次のようになります。
get-bestoragedevicepool -name "Storage Pool 0001" | set-bestoragedevicepool -selectionmethod "mostfreespacefirst"
SelectionMethod パラメーターは、ストレージプールへのバックアップジョブを実行するときに、ストレージプール内でデバイスを選択する方法を指定します。バックアップジョブをストレージデバイスプールに送信すると、デフォルトでは、ジョブはそのプール内の使用可能なストレージデバイスに自動的に送信されます。
有効な値は次の三つです:
- Default
- LeastFreeSpaceFirst
- MostFreeSpaceFirst