Backup Exec での共有レベルのバックアップジョブの設定

Article: 100051875
Last Published: 2021-11-29
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Product(s): Backup Exec

このドキュメントでは、共有レベル (CIFS) のバックアップジョブの設定手順を説明します。

NDMP プロトコルが無効になっている NAS サーバ、ファイルサーバ、NDMP ファイルサーバに対するバックアップ設定についての説明を行います。

注: リモートエージェントをインストールできない共有レベルのバックアップジョブを構成しているお客様は、リモートエージェントの不足に関するメッセージ (以下のエラーセクションに記載) がジョブログに記録され、そのメッセージを無効にする方法はありません。さらに、CIFS 経由でデータを保護するには、リモートエージェントのライセンスを Backup Exec サーバにインストールする必要があります。

 

エラーメッセー

V-79-57344-3844 - Backup Exec サーバーからマシン <ホスト名> の Remote Agent に接続できませんでした。

Backup Exec サーバーは、ローカルエージェントを使用して操作を完了します。

警告: リモート環境の Windows ベースのサーバーまたはワークステーションを Backup Exec サーバーで完全に保護するには、保護する各コンピュータに Backup Exec Remote Agent をインストールして実行している必要があります。リモート環境の Windows ベースのコンピュータのバックアップ時に Remote Agent が実行されていないと、データが失われることがあります。

詳しくはマニュアルまたはオンラインヘルプを参照してください。

<ホスト名> 上には Remote Agent が検出されませんでした。

 

アラカルトライセンスの場合は、Backup Exec サーバーに、バックアップ対象の CIFS サーバ数分の Remote Agent ライセンスのライセンスがインストールされていることを確認します。

Backup Exec サーバーのオペレーティングシステムコンソールから関連する共有に接続できることを確認します。

Backup Exec ボタン (コンソールの左上にある白丸ボタン) から、[構成と設定]-> [BackupExec設定] を選択します。

図1.

左ペインで、[ネットワークとセキュリティ] をクリックし、[ユーザー共有の共有からバックアップする] の項目にチェックを入れて、[OK] をクリックします。

図2.

[バックアップとリストア] のタブに移動し、[追加] のアイコンをクリックします。

図3.

[バックアップとリストア] のタブに移動し、[追加] のアイコンをクリックします。

図4.

[サーバーの追加] の一覧から [ファイルサーバーまた NDMP データサーバー] を選択し、[次へ] をクリックします。

図5.

[Backup Exec がサーバーとの信頼を確立することを許可する] にチェックを入れて、[次へ] をクリックします。

[追加するサーバーを指定してください] のダイアログで、バックアップ対象の共有フォルダが存在するホストデバイスの IP アドレス、解決可能なサーバー名、または FQDN エントリを追加し、[次へ] をクリックします。

図6.

[使用するログオンアカウントを指定してください] のダイアログで、共有フォルダが存在するホストデバイスの IP アドレス、名前解決可能なサーバー名、または FQDN エントリを追加し、[次へ] をクリックします。

図7.

[バックアップとリストア] のタブから、作成したホストデバイスを右クリックし、バックアップを選択します。

図8.

[バックアップ定義のプロパティ] 画面から、左側に共有フォルダが表示されるまで待ち (デフォルトでは共有フォルダが未選択のままになっていることに注意します)、左側のペインの [編集] ボタンをクリックします。

図9.

必要に応じて、共有全体または共有内のサブフォルダーのいずれかを選択し、[OK] をクリックします。

左側のペインには、選択内容に応じて、完全また部分的に選択されたものが表示されます。

ジョブ構成をカスタマイズする必要がある場合は、右ペインの [編集] ボタンを使用し、[OK] をクリックしてジョブ定義を保存します。

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