問題
トラブルシューティングの目的で Backup Exec ユーザーインターフェースの表示言語を一時的に変更する方法
解決策
Backup Exec for Windows Servers の Backup Exec ユーザーインターフェースの表示言語は、[コントロールパネル (Control Panel)]、[地域オプション (Regional Options)]で選択したユーザーのロケールに基づいています。
最新バージョンの Backup Exec は次の言語をサポートしています。
ドイツ語
英語
スペイン語
フランス語
イタリア語
日本語
ポルトガル語
中国語 (簡体字および繁体字)
ロシア語
韓国語
表示言語を変更するには、次の手順でレジストリを作成します。
1. スタートメニューで [ファイル名を指定して実行] を選択し、[Regedit] と入力します。
警告: Windows のレジストリエディタの使用を誤ると、オペレーティングシステムが正常に機能しなくなる可能性があります。Windows レジストリに変更を加える際には細心の注意が必要です。レジストリの変更は、レジストリエディタアプリケーションの操作に習熟した方だけが行うようにしてください。レジストリを変更する前に、レジストリとワークステーションの完全なバックアップを行うことをお勧めします。
2. 次のレジストリキーを見つけて選択します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Veritas (または Symantec)\Backup Exec For Windows\Backup Exec
3. [編集 (Edit)]、[値の追加 (Add Value)] の順に選択します。
4. データ型に[文字列値 (String Value)]を選択し、[OK] をクリックします。(図1)
図1.
5. [値の名前 (Value Name)] ボックスに [Language] と入力します。
6. Backup Exec で表示する言語の略名を [文字列 (String)]ボックスに入力します。
DE = ドイツ語
EN = 英語
ES = スペイン語
FR = フランス語
IT = イタリア語
JP = 日本語
PT = ポルトガル語
ZH = 簡体字 中国語
CH = 繁体字 中国語
RU = ロシア語
KO = 韓国語
7. [OK] をクリックして変更を保存し、続いて Regedit を終了します。(図2)
図2.
完了したら、すべての Backup Exec サービスを再起動してから Backup Exec 管理コンソール を起動します。
注意: 指定した言語がサポートされていない場合、Backup Exec は英語を表示します。この状況は、オペレーティングシステムがサポートされていない言語の場合も発生します。また、Windows の Multilingual User Interface (MUI) 機能が使用されていて[メニューとダイアログで使われる言語 (Menus and Dialogs)]にサポートされていない言語が設定されている場合にも発生します。
英語以外の言語を使用する場合は、予め次のステップを実施し、言語をインストールしておく必要があります
1. Backup Exec 管理コンソールを起動します。
2. 画面左上の Backup Exec アイコンをクリックし、[インストールとライセンス]、[この Backup Exec サーバーにオプションとライセンスをインストールする] を選択します。
3. [ライセンスの追加]、[ライセンスの確認]、[設定オプション] 画面では [次へ] をクリックします。
4. [言語の選択] 画面で必要な言語を選択し [次へ] をクリックします。
5. 次の画面で [インストール] を選択します。
6. 以上のステップを実施後に、表示言語を変更するには の手順を実施します。
注意: 必要に応じて OS の言語パックをインストールします。
既存のジョブログは新しい言語で表示されません。ジョブログを指定した言語に切り替えるためには Backup Exec Job Engine サービスを再起動します。ただし、初期インストールが英語で後から日本語に変更した場合はジョブログが文字化けします。