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Article: 100036110
Last Published: 2017-07-26
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Product(s): Backup Exec
問題
この文書では、環境の必要条件、ジョブセットアップのベストプラクティス、VMware 仮想マシン (VM) のバックアップ処理、および Backup Exec Agent for VMware Virtual Infrastructure (AVVI) について説明します。
解決方法
Backup Exec Agent for VMware Virtual Infrastructure を使用した SAN ベースのバックアップ (リストアではありません) の設定は、以下の基本ガイドラインに従うことにより、比較的簡単に行うことができます。
環境のセットアップ/必要条件:
- パフォーマンスの関係上、同時に 1 台だけの Backup Exec サーバーが、VMFS LUN セットを参照できるようにゾーニングすることをお勧めします。
- Backup Exec サーバーが、VMFS データストアが入っている LUN を参照でき、アクセスできるようにゾーニングします。
- LUN は BE サーバー上のディスクマネージャで「不明なパーティション」と表示されます。
- BE サーバーは LUN に対する読み取り/書き込みが可能である必要があります。
- 「不明なパーティション」には署名を書き込んだり、ドライブ文字を割り当てたりしないでください。
- Backup Exec サーバーで「automount disable」と「automount scrub」コマンドが実行されていて、ドライブ文字の自動割り当てが無効になっていることを確認します。
- 自動マウントを無効にするには
- 1. 新しいコマンドプロンプトを開きます。
- 2. 「diskpart」と入力します。
- 3. コマンドプロンプトで、「automount disable」と入力します。
- 4. 「Automatic mounting of new volumes disabled」というメッセージが表示されます。
- 5. 「exit」と入力します。
- 次の DWORD レジストリキーが 1 (無効) に設定されていることを確認します。
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\MountMgr\NoAutoMount
- 自動マウントを無効にするには
- 「automount disable」および「automount scrub」コマンドを実行すると、VMFS データストア LUN が Windows ディスクアドミニストレータで「不明」と表示されます。これらのディスクのマウント、パーティション作成、フォーマットは行わないようにしてください。
- 注意: 場合によっては「不明」と表示されないことがありますが、ドライブ文字は割り当てられません。
BE サーバーが ESX ホストと vCenter Server の両方に接続できる
- BE サーバーは ESX ホストと vCenter Server に対して ping を実行できる必要があります。
- 推奨: ESX ホストには 2 つの NIC があります。1 つは vLAN 向け、もう 1 つは BE コンソールのトラフィック向けです。
- 新しい非 VMFS ディスクを VMware 環境に追加するとき (NTFS ドライブ/SAN)、非 VMFS データストア LUN は Backup Exec サーバーで手動でマウントする必要があります (ディスクは自動的にマウントされません)。
バックアップジョブに関する AVVI のベストプラクティス
- 仮想マシンのバックアップは完全と差分/増分をポリシーで作成する必要があります。
- 選択リストで vCenter/ESX ホストを選択し、バックアップに含めない仮想マシン/テンプレートをすべて除外します (これにより、サーバー間で vmdk が移動されても追加が動的に行われます)。
SAN バックアップ処理:
ジョブ例: すべての GRT を有効にした vCenter から、SAN 転送モードを使用して仮想マシンを選択します。
次の記事も参照することをお勧めします。
- https://webobjects.cdw.com/webobjects/media/pdf/veritas/Backup-Exec-2010-VMware-FAQ.pdf.
- https://kb.vmware.com/selfservice/microsites/search.do?language=en_US&cmd=displayKC&externalId=1035096 [Best practices when using SAN transport for backup and restore]
- Backup Exec バックアップジョブが開始します。
- Backup Exec が VMware に対し、vCenter を介して VMDK のスナップショットを作成するように要求します。
- vCenter がスナップショットを作成してデータセンターにマウントし、スナップショットが「アクティブ」なスナップショットになります (仮想マシンはこのスナップショットから実行するようになります)。
- 続いて、Backup Exec はアクセスまたはバックアップに必要な ESX ホストとゲスト仮想マシンの情報を vCenter から取得します。
- Backup Exec は ESX との接続を開き、仮想マシンのメタデータを要求します。
- 次に、Backup Exec は vStorage API を使用して、「不明」な SAN ボリュームのデータへの直接接続を開きます。仮想マシンのデータが直接メディアサーバーに送られてバックアップされ、仮想マシンの領域が解放されます。
- ターゲット仮想マシンからバックアップデータを抽出します
- 一時スナップショットを削除します
- バックアップが完了すると、Backup Exec は ESX ホストおよび vCenter との接続を解除します。
- Backup Exec がバックアップしたデータの検証を実行します (デフォルト)。
- バックアップジョブが完了します。