VTS23-010
NetBackup サーバーおよびクライアントに影響するリモートコード実行の脆弱性
リビジョン履歴
- 1.0: 2023 年 7 月 18 日 - 初回公開
概要
ベリタスは、NetBackup サーバーおよびクライアントに影響するリモートコード実行 (RCE) の脆弱性に対応しました。
リモートコード実行の脆弱性
NetBackup BPCD プロセスによるファイルパスの検証が不十分なことにより、認証されていない攻撃者がカスタムファイルをアップロードして実行することが可能です。
- CVE ID: 確認中
- 重大度: 重大
- CVSS v3.1 基本スコア: 9.8: (AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H)
- 影響を受ける製品およびバージョン:
- NetBackup プライマリサーバー、メディアサーバー、およびクライアント - 8.1.2 より前のバージョン
- NetBackup アプライアンス - 3.1.2 より前のバージョン
- 対処方法:
- NetBackup: 8.1.2 より前のバージョンを使用している場合は、8.3.0.2 またはそれ以降のバージョンにアップグレードしてください。8.1.2 またはそれ以降のバージョンを使用している場合、処理は不要です。
- NetBackup アプライアンス: 3.1.2 より前のバージョンを使用している場合は、3.3.0.2 MR2 またはそれ以降のバージョンにアップグレードしてください。3.1.2 またはそれ以降のバージョンを使用している場合、処理は不要です。
お問い合わせ
この脆弱性に関してご質問や問題がありましたら、ベリタステクニカルサポート (https://www.veritas.com/support/ja_JP) にお問い合わせください。
免責
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