NetBackup IT Analytics Data Collector に関する注意事項とトラブルシューティング
- Data Collector のトラブルシューティング
- ホストリソース: 標準 SSH を使用したホスト接続の確認
- ホストリソース: ホストリソース設定ファイルの生成
- SSH のパラメータの構成
- ファイアウォールの構成: デフォルトのポート
- ポリシーとレポートスケジュールのための CRON 式
- VCS と Veritas NetBackup を使用した Data Collector クラスタリング (RHEL)
- VCS と Veritas NetBackup を使用した Data Collector クラスタリング (Windows)
- MSCS 環境への NetBackup IT Analytics Data Collector のインストールと設定
- ファイアウォールの構成: デフォルトのポート
- メッセージリレーサーバーの証明書を生成するためのメンテナンスシナリオ
Data Collector ユーティリティのデフォルトの Java ヒープメモリ (XMX) 値の上書き
パフォーマンス低下または「OutOfMemoryError」例外の発生を避けるために、デフォルトの Java ヒープメモリ (XMX) 値の上書きが必要な場合があります。次の手順では、Windows ホストと Linux ホストの上書き手順を示します。
Windows の Data Collector バッチスクリプトのデフォルトの XMX 値を上書きするには、mbs\conf
ディレクトリにある dc_override_config.bat
で XMX 変数のコメントを解除し、更新された XMX 値を指定します。バッチファイルのコメントは、目的のスクリプトで上書きされる変数を識別するのに役立ちます。
例: checkinstall.bat
スクリプトの XMX 値を上書きする
dc_override_config.bat
で XMX 値を更新します。
:: checkinstall.bat XMX_CHECK_INSTALL=-Xmx17g
dc_override_config.bat
のバックアップは、mbs\conf
ディレクトリに dc_override_config.bat_bkp
という名前で保存されます。
メモ:
:: はコメント用に、行の先頭にのみ使用します。
Linux の Data Collector バッチスクリプトのデフォルトの XMX 値を上書きするには、mbs/conf
ディレクトリにある dc_override_config.sh
で XMX 変数のコメントを解除し、更新された XMX 値を指定します。シェルスクリプトファイルのコメントは、目的のスクリプトで上書きされる変数を識別するのに役立ちます。
例: checkinstall.sh
スクリプトの XMX 値を上書きする
dc_override_config.sh
で XMX 値を更新します。
#checkinstall.sh XMX_CHECK_INSTALL=-Xmx17g
dc_override_config.sh
のバックアップは、mbs\conf
ディレクトリに dc_override_config.sh_bkp
という名前で保存されます。
メモ:
# はコメント用に、行の先頭にのみ使用します。