VMware のバックアップで変更ブロックのトラッキング (CBT) をリセットする方法

Article: 100036800
Last Published: 2020-09-28
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Product(s): Backup Exec

問題

仮想マシンのバックアップの実行中に、特定の仮想マシンに関する変更ブロックのトラッキング情報の収集において VMware API に問題が発生する場合があります。この問題が発生すると、使用されている領域だけでなく VMDK 全体がバックアップされます。この場合、仮想マシンの変更ブロックのトラッキング (CBT) をリセットする必要がある場合があります。

エラーメッセージ

BEREMOTE デバッグログには、次のように表示されます。

[fsys\vmvcb]         - SymVmTools: GetDiskChangedInfoAPI: SYM_VMC_ERROR:  SOAP_ERROR
[fsys\vmvcb]         - SymVmTools: SOAP 1.1 fault: "":ServerFaultCode [no subcode]
"Error caused by file /vmfs/volumes/DATASTORE/VIRTUAL MACHINE/VIRTUAL DISK.vmdk"
Detail: <FileFaultFault xmlns="urn:vim25" xsi:type="FileFault"><file>/vmfs/volumes/DATASTORE/VIRTUAL MACHINE/VIRTUAL DISK.vmdk</file></FileFaultFault>

 

解決方法

ゲスト仮想マシンで CBT をリセットするには、次の手順を実行します。

1)VMware KB 1031873 に記載されている手順に従ってCBTを無効にします。 http://kb.vmware.com/kb/1031873

注: KB の追加情報セクションにPowerCLIを必要とするメソッドが記載されています。PowerCLIに精通しているユーザーは、PowerCLIを使用して、VMを再起動する必要がない方法を選択できます。

2)CBTを無効にした後に、Backup Execを使用して完全バックアップジョブを実行します。 

 

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