バックアップジョブに失敗し、「0xe000fe36 - 損傷したデータが検出されました (a000fe36 HEX または e000fe36 HEX)」というエラーが発生する

Article: 100036694
Last Published: 2017-07-13
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Product(s): Backup Exec

問題

バックアップジョブに失敗し、「0xe000fe36 - 損傷したデータが検出されました (a000fe36 HEX または e000fe36 HEX)」というエラーが発生する

エラーメッセージ

最終エラーコード:  a000fe36 HEX (0xa000fe36 HEX) または e000fe36 HEX (0xe000fe36 HEX)
最終エラーの説明: 「損傷したデータが検出されました。詳しくはジョブログを参照してください。(Corrupt data encountered. See the job log for details.)」
最終エラーカテゴリ:  リソースエラー
ジョブログ内のエラーテキスト:  「警告: %File% は破損ファイルです。このファイルを検証することはできません。(Warning:  %File% is a corrupt file. This file cannot verify.)」

このエラーについて詳しくはリンクを参照してください。V-79-57344-65078

同様のエラーがイベントビューアに報告される場合があります。

ソース : Backup Exec
種類 : エラー
エラー : 57476
説明 :
以下のファイルをバックアップ中に、オペレーティングシステムが異常なエラーを戻しました。

C:\Folder\Sub-Folder\FILE.TXT

このファイルのバックアップが完了されていないことがあリます。リストアしないでください。

同じエラーに次のイベント ID が報告される場合があります。

ソース : Backup Exec
種類 : エラー
エラー : 57481
説明 : ディレクトリの内容の列挙中に異常なエラー (<エラー番号>) が発生しました: \\*****\**\。ファイルやサブディレクトリのバックアップが完了していない場合があります。ログファイルやカタログを調べて、このディレクトリツリーが完全にバックアップされたかを確認してください。
 

イベント ID: 57484
ソース: BackupExecEngine
種類: エラー
説明: 以下のファイルの拡張属性 (EA) を照会中のエラー

原因

このエラーは、Backup Exec for Windows Servers (tm) がバックアップしようとしたファイルが他のアプリケーションまたはユーザーによって使用中だった場合に発生します。
このようなファイルからデータの一部をバックアップできても、それ以降のバックアップができない場合、Backup Exec は、テープ上のファイルのデータが損傷していると判断します。

注意: このエラーは、テープ上のファイルまたはディスクファイルのバックアップのインスタンスを示しています。ハードディスクドライブ上のファイルには影響ありません。

ジョブログで報告されるファイルが指定された場所にないと、Backup Exec はこのファイルをバックアップできず、損傷したデータが検出されたと報告します。

このエラーは、バックアップ処理中にウイルス対策プログラムがファイルのスキャンを実行中の場合にも発生することがあります。

また、バックアップ対象のサーバーにてシステムリソース (Paged Pool Memory) が不足している場合にも発生する場合があります。詳しくは http://support.microsoft.com/kb/304101 を参照してください。

解決方法

Backup Exec の Advanced Open File Option (AOFO) を使用すると、このエラーを回避できます。Backup Exec の AOFO コンポーネントには、さまざまなアプリケーションで開いているファイルを完全な状態でバックアップする機能があります。Backup Exec で、 [ツール]、[オプション]、[Advanced Open File Option]の順に選択し、 [Advanced Open File Option を使用する]を選択して [オープンファイルテクノロジを自動的に選択する]を選択します。必要に応じて、 [Microsoft ボリュームシャドウコピーサービス (Windows 2003 以上)]の下の [システム - Microsoft Software Shadow Copy Provider を使用する]オプションを使用します。Backup Exec 12 以降のバージョンがインストールされていない場合、これは「有料」のオプションとなります。

AOFO を使用せずにこのエラーを回避するには、次の手順に従います。
 
  1. [Advanced]の下でジョブのプロパティを開き、[バックアップしない (Never)]ラジオボタンを選択します。
  2. バックアップ中に、開いている各ファイルを閉じます。

    注意: エラーによって参照されているファイルがシステム上に存在しない場合は、バックアップジョブログに次のような追加エラーが示されることがあります。

    ディレクトリが見つかりません。ディレクトリ <\directory> とそのサブディレクトリをバックアップできません。」

または

リソースに接続できません。選択したすべてのリソースが存在し、オンラインであることを確認して、再実行してください」

存在しないファイルをバックアップ選択リストから削除するには、次の手順に従います。

  • BE 9x および 10.x: [ジョブセットアップ (Job Setup)]タブで、ジョブを右クリックし、[プロパティ (Properties)]を選択します。[選択リスト (Selections)]タブを選択し、[View format]の下にある[Text]を選択します。該当ファイルを参照しているすべてのエントリを見つけて削除します。
  • BE 11d、12.x、2010: [ジョブセットアップ (Job Setup)]タブで、バックアップジョブを右クリックし、[プロパティ (Properties)]、[選択リスト (Selections)]の順に選択します。 [選択の詳細の表示 (View Selection Details)]をクリックします。不要なすべてのエントリを見つけて削除します。

 

上記をすべて実行してもエラーが解決されない場合は、次の手順を実行してエラーを詳しく診断することができます。

  1. ファイルが実際の場所に存在するのか、削除されたのか、他の場所に移動されたのかを確認します。メディアサーバーから UNC パス ([スタート]>[ファイル名を指定して実行]> \\servername\filename) を使用してファイルにアクセスできることを確認します。
  2. ファイルがその場所に存在せず Backup Exec がそれでもバックアップしようとしている場合、ジョブの選択リストを開き、選択リストの[選択の詳細の表示]タブをクリックしてファイル名を削除します。
  3. ファイルがその場所に存在する場合は、当該サーバーから Backup Exec メディアサーバーにファイルをコピーしてみて、エラーがなくコピーできるかを確認します。
  4. バックアップ中にウイルス対策ソフトウェアによってファイルがブロックまたはスキャンされていないかを確認します。
  5. 上記のすべてに問題がなければ、新しい選択リストを作成して現在のジョブに接続することもできます。
  6. 上記の方法で問題が解決されない場合は、データが存在するボリュームに対して CHKDSK を実行します。
  7. データが存在するボリュームのデフラグ操作を行います。
  8. バックアップジョブがそれでも「損傷したデータが検出されました」というエラーで失敗する場合には、NTBackup (Windows 2003 の場合) または Windows Server Backup utility (Windows 2008 の場合) を使ってファイルをバックアップしてみます。あるいは、チェックディスクを実行します。
  9. 「vssadmin list writers」コマンドを使って、VSS (Volume Shadow Copy) ライターが安定状態にあるかを確認します。VSS ライターの状態が「安定」以外の場合、次の記事の記載に従います。 www.veritas.com/docs/TECH70486 このエラーは、バックアップが進行中にターゲットサーバーで VSS サービスが再開された場合に発生する可能性があります。VSS を再開すると、バックアップジョブの開始時に作成されたスナップショットが削除されるためエラーが発生します。バックアップジョブが進行中には、ターゲットサーバーで他のアプリケーションが VSS サービスを再開しないようにします。
  10. Windows Server 2003 上でのシステムリソース(Paged Pool Memory) の不足に対し、次のマイクロソフト社技術情報を元にレジストリ PagedPoolSize および PoolUsageMaximum のチューニングを行います。 詳しくは、https://support.microsoft.com/kb/304101 を参照してください。
 

 

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